今日の箇所(黙示録 19:11-21)には、聖なる戦士・裁き主として、子羊イエスが再臨されることが示されています。

 

終わりの日、子羊は聖なる戦士として来られます。 これにより、キリストの再臨と裁きという聖徒の望みが成就されるクライマックス(マタイ 13:41-42, 第二テサロニケ 2:8など)を迎えるのです。

 

子羊は白い馬に乗って、天の軍勢を率いて来られ、裁きを行われます。 子羊は、その口から出る鋭い剣で諸国の民を打ち、鉄の杖で彼らを牧されます。 聖なる戦士である子羊は、獣と偽預言者が率いるすべての敵と戦うために、ハルマゲドンの戦いを行われるのです。

 

今日のみことばには、イエスさまの呼び名が4種類登場します:「確かで真実な方」、「誰も知らない名」、「神のことば」、そして「王の王、主の主」です。 天の軍勢を率いて来られる子羊とその軍勢に敵対することのできる者など誰も居ません。

 

子羊の婚礼と対極にある、神様の裁きの大宴会が行われます。 子羊の婚宴に連なることができなかった人たちは、むごたらしい裁きの宴会に連なることになります。 これは、ハルマゲドンの戦いと関連しています。 ハルマゲドンの戦いは、最後の戦いで、ヨハネの黙示録には、この戦いに関して3回繰り返して記されています(16:12-16, 19:19-20, 20:7-10)。

 

ハルマゲドンの戦いは、勝敗が決まっている戦いであり、敗北した者は怒りの裁きを免れることはできません。 子羊に敵対し、竜に従った獣と偽預言者は、火の池に投げ込まれ、永遠に苦しむことになります。 また、獣に属し、偶像礼拝をしていた人々、獣に従って子羊に敵対していた人々は、裁きの宴会に連なって殺されることになるのです。

 

真実な聖なる勇者として再び来られ、この地を裁き、最後の勝利を宣言される主を待ち望みます。 主の御名をあざ笑う世の中で、主に礼拝を捧げることができる恵みに感謝します。 悲惨な裁きの前に置かれている人々に、成熟した姿で、真摯に救いの福音を伝えることができますように。 御霊の照らしと導きがありますように。