今日の箇所(箴言 28:1-14)には、みことばの力に拠り頼み、みことばを守る者が真の信仰者であるということが示されています。

 

悪しき者は追う者が居なくても逃げますが、正しい人は獅子のように堂々としています。 そして、正しい人は、家族や共同体の人々に良い影響を与えます。

 

国が腐敗すると、指導者が頻繁に交代し、貧しい物が弱い者を虐げ、豪雨が一粒の穀物も残さず押し流すような悲惨な現実が繰り広げられます。 しかし、判断力と知識のある指導者は、国を安定させます。

 

律法を破る者は悪者を褒めますが、律法を守る者は悪者に抵抗します。 悪者は裁きをわきまえませんが、神様を尋ね求める正しい者は、すべてをわきまえます。

 

富んでいて悪を行う者よりも、貧しくても誠実で正しい者の方が勝っています。

 

富む者は高い利息を取って自分の財産を増やし、自分は知恵のある者だと考えます。 しかし、律法は、貧しい人に金を貸す時、金貸しのように利息を取ってはならないと命じています(出エジプト22:25)。 これに逆らって貪欲に富を蓄えるなら、結局は貧しい人々に恩恵が流れて行くのです。

 

耳を背けて教えを聞かないなら、祈りさえも忌み嫌われます。 逆に、貧しくても分別のある人は、自分を調べます。 神様の御前で自分の罪を隠す者は成功しませんが、罪を告白して捨てる者は憐れみを受けます。

 

神様を恐れ、日々みことばの前に自分の人生を調べる者は幸いですが、心を頑なにする者は災いに陥るのです。

 

みことばに従って歩み、周りに良い影響を及ぼす者でありたいと願います。 正しい道を歩み、みことばに従う正しい指導者が立てられ、国と共同体に正義と公正が流れますように。 小さな罪も敏感に調べるきよい心と目を持ち、神様を恐れて生きて行くことができますように。 御霊の照らしと導きがありますように。