あと半年で竹工芸の学校も終わりますが、この1年半で素敵な縁をたくさん頂きました。
もちろん、まだまだですが人一倍努力もしたつもりなので職人としての手も刃物や竹と馴染んで来ました。
初めの方は新しい業界に入り、比較的珍しいジャンルなので色んな人との縁があり、今思えば縁に振り回されていたような気がします。
その中で会う「通り超えた人」に話を伺う毎に、自分はまだ何もやってない!!と強く思うようになりました。
そーゆー人達と出会う度に話しながらも自分との距離の遠さを感じて、みじめに感じるよーになりました。
それからは縁を追わず、当時の自分には膨大な量の仕事を受けて充電期間として趣味も裁ち、ただひたすらに竹を割ってました。(;^_^A
仕事も終わったかと思うともっとハードルが高くなって息継ぎする暇もないよーなタイミングで嘘のように来るので、今はやれ!!っちゅー事なんやろなぁ~と思いながら、断るか迷いながらも自分を奮い立たせ何とかこなしてきました。
そんなのを周りが見ていたからか、紹介や噂?なのか何なのか...、自分の今いる場所での絶妙な縁が向こうからやって来るよーになった感じです。
それをどー見るかは各個人でかなり異なって来るので、それをどーデザインするかは本人次第だと思います。
縁とか運なんてもんは自分の中でもかなり重要なものでもあります。
起こった出来事に対して、「このタイミングでこんな事が起こるのか~!?」みたいな事が多々あると思います。
それって固定観念が強い程に自分の良し悪し(自我)で判断してしまう傾向があり、舵取りを失敗する事が多い。
偉人の言葉で、
小才は縁に出会って縁に気付かず。
中才は縁に出会って縁を生かす。
大才は袖触れ合う縁をも生かす。
なんてのがありますが今の時代はその上もあると思います。
下を見て自分の位置を確認するのもあり。
上を見て目標を目指すのもあり。
周りを見て繋がりと動向を確認するのもあり。
足元を見て飛躍するタイミングを伺うのもあり。
どれも過ぎると前に進まないので、バランスが大事だと思います。だけど心配しなくても舵取りを失敗したら、また似たような局面は必ずと言っていい程大きくなってまたやって来ます。( ノД`)
人それぞれ役割があるので、それを素直に受け入れて本領発揮して行くだけだと思いました。
そんな道中で彩を添えてくれるのが縁だし、それはヒトに限定出来るもんやないと思います。
とりあえず今回はこんな感じです。
長々と考えをまとめるのにお付き合い頂き、ありがとうございました。m(__)m