コカ・コーラの話

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 『アトランタにジョン・ペンバートンという薬屋がいて、
 何十種類もの治療薬を考え出していた。
 女酋長の白髪染め剤とか金梅草の咳止めシロップとか、
 フランスワイン色のコカの木とか、人生を3倍楽しむための丸薬といった
 名前の薬を。

 ある日、ペンバートンが店の奥にある部屋に入ると、
 従業員の二人が、彼が新しくつくったシロップ状の頭痛薬を
 水で割って飲んでいた。
 別に頭が痛かったわけではないのに。

 ペンバートンは興味をそそられ、水で割ったその頭痛薬を飲んでみた。
 悪くないのでソーダ水を入れて泡を出したら
 もっといい味になるかもと考え、実際にソーダ水を加え、
 コカ・コーラという名前を付けて店で売ることにした。』


何気ない所にチャンスが転がっている。
目の前にある偶然にそれを見いだせるかどうかがとても難しい。
思いつきと偶然は異母兄弟。
従業員がシロップ状の薬を飲んでいた光景を見て

「何やってんだー」と注意してそのチャンスを
見逃してしまうことも多いだろう。

ちょっとしたチャンスに氣付き
ものにできるかどうか。

そして
いろいろと試行錯誤を繰り返すかどうかでも結果は違う。
毎日毎日試すこと。
たくさん試すことは誰でも出来る。
大勢の人は頭で考えるだけで試すことをしない。
そこが大きな差。
チャンスの数が多くなれば
いずれチャンスが微笑んでくれる。

それから、
適切な時や完璧な機会というものはない。
コンビニに入ろうとしたところで感じた。


仕事を進める上で部分を積み上げていき
全体を構築することがある。

でも部門の最適化を強烈に推し進めて
部分の積み上げだけを推し進めると
全体最適が伴うことなく結果的に効果が出ないことがある。

時には俯瞰した視点で
全体構成を考え、
「捨てる」
「まとめる」
など効率化を図ることが重要。


コンビニの入口や窓を見てほしい。

様々なポスターが貼られ
何を訴えたいのかわからないお店が多い。

顧客にとって統一感のない光景は
ただの風景になってしまっているだろう。

この文章でポスターなんてあったっけ?
という人がいてもおかしくない。

何を伝えたいのか
全体のコンセプトを踏まえて
焦点を絞る。
そんな視点で販促物が掲示されているか
あなたの近くのコンビニでも
見てみてほしい。

ちょっと良い光景に出合いました。

満員電車の中でのこと。

優先席が空いたところへ中年の女性が座りました。
その後、ホームから年は70歳を超えたぐらいの男性が
女性の斜め前辺りにつり革を持って立ちました。

「どうぞ」と女性が席を譲ろうと声をかけ
「大丈夫です」とのやりとりの後、
「じゃあお言葉に甘えて」と男性は座りました。

ああ、譲り合いって見てて気持ちがいいものだと見ていたら、

座った年配の男性が、
「じゃあ、お荷物を持ちましょう」と席を譲った中年の女性に
「お言葉に甘えて、よろしくお願いします」と
荷物を膝の上に。

見知らぬ他人同士の、心遣いを身近で感じました。
周りの人はその光景を見ていたのかは分かりませんが
私は心が少し満たされた気分になりました。

中年の女性が下車した後、
年配の男性の奥さんが少し離れたところからやってきて
今度は奥さんの荷物を年配男性の膝の上に。

二人とも笑顔で会話されていました。


他人への気遣いと
他人への行為に素直に甘えるということ。

良いもんだな。
横浜の中華街に行きました。

中華料理店だけで147件もあり(パンフレット記載分で)
ご飯を食べるお店を選ぶのにも一苦労です。

逆手にとってみると、競争もすごい。
たくさんある店から選んでももらうのに一苦労。
立地の問題や、ガイドブックに掲載されてるかどうかで
大きく変わりますよね。

で、どういう戦略をとっているかといえば
雑誌で掲載された部分を拡大しアピールしている。
また、
店頭に大きな薄型TVを設置し、タレントが当店で
食事をしたという場面のVTRを流し続けている。

これからの宣伝は、映像がPC上のバーチャル店舗だけでなく
リアルな店舗でも駆使されていくんだなぁ。
と思いつつ、

また一方で、
人間は帰属意識を持っていて
自分で氣付いていなくても
他人が何を考えているかを気にし、
他人の言動を自分の選択と決定の指針として使う傾向があるので
その他人が、TVでおなじみのタレントなら
なお、行動は強化されるのだろうなとも。

そのお店に行列ができていたり
店内が客でいっぱいだとしたら(“さくら”であっても)
さらに、興味がわいてきますよね。

「人々の95%は人真似をし、自分で何かを創造するのはわずか5%
にすぎない。だから、人々はどのような証拠よりも他の人々の行動に
影響される」という文をある書籍で見つけました。

そんな戦略なんだなと思いつつ
ちょっと脇道の宣伝の少ないお店に入りました(^^


もらったパンフには
中華街憲章というのが記載されていました。
「あるべき姿」というものが第7章まであり
それを共有し相互に発展していこうという
想いを感じました。

個店がバラバラでなく、ひとつのコミュニティとして
街づくりをした方が観光客にも魅力的になるのでしょう。
先日ちょっとしたご褒美に
有名人もやってくるという焼き肉屋さんへ。

SMAPの香取信吾さんもやってきたという

期待に胸をふくらませ
家族同伴で入店。

期待通り味は文句なし

また来ようねと会話をしながら会計へ

会計をしようとレジに立つも
レジ内のオジサンは書類のFAX送信作業を
辞める気配なし。

会計のためにレジ前に立っているのに気付きながら
全くこちらを見ない。

と近くの店員さんが
「すみません、お待たせしました」と会計処理

オジサン
オセロの法則を知ってるかい?
食事の内容が大満足でなくても(黒)
入店時(白)の挨拶・対応と
退店時(白)の挨拶・対応が良ければ
(黒)の内容であっても(白)に変わることもあるんだよ。

であれば、逆もあり。
味(内容)だけが良いってもんでも
ないんじゃない?


始めと終わり、
改めて自分自身も気を付けよう。