私はブラジルで育ったので、小中高は、全て現地の学校(ローカル校)に行きました。
公用語はポルトガル語なので、英語は、日本の日本人と同じように、学校の外国語として学んできました。
ただ、ブラジルには日本でいう、いわゆる塾のようなものはないのですが、英語の塾はあり、同級生は大体、みんな通ってました。
アメリカ系の塾と、イギリス系の塾があり、私はたまたまイギリス系の塾が通いやすかったので、そちらを選びました。
英語塾に通っていたものの、英語はなかなか話せず、帰国後、日本の大学に行くことになった時、大学ではシェイクスピアでも読むのかなぁと勝手に期待してました
私は当時、英語力はあまりありませんでしたが、それでも日本の大学の英語クラスは、あまりにも想定していたレベルとかけ離れていて、面食らってしまいました
英語は2クラスあり、一つは日本人講師とひたすら和訳
しかも教科書が、アメリカの小学校低学年が読むような Short Stories・・・
もう一方のクラスは、ネイティブの先生と How are you? レベルの英会話クラス
もうびっくりしました
1学期は、受講したものの、これでは意味がないと思い、第1外国語をフランス語、そして第2外国語はロシア語と取りました
アルファベットの違う言語が習いたくてロシア語を選択しましたが、地球上に、こんなにも難しい言語が存在するのか、というくらい大変でした
これは20年以上も前の話なので、今は少し変わってるかもしれませんが、それから比べると、今の子どもたちは、実践的な英語に、小学校から触れているなぁと思います
私が20年前に大学で受講した英会話の授業を、今の子どもたちは小学校でやってる
そう考えると、日本の英語教育も、良い方向に向かってますね
話すスキルにも力を入れて、4技能強化の今後の英語教育に、期待したいです
そういう教育を受けてきた子どもたちが、今後、高校を卒業する頃には、どの程度英語ができるのか、とても楽しみです
大学の Short Stories の和訳やHow are you? の英会話クラスは、過去のものであってほしいです