Uさんのこれからの生活
7月5日(金) 晴れ
梅雨の晴れ間。蒸し暑い。
5月の終わりに、歩けなくなって、「この一週間」ほど、何も食べていない」と時折訪問していたKさんにSOSの電話をし助けを求めてきたUさんは77歳。長年一人暮らしです。
病院に運び、入院してもう一ヶ月が経過しました。
室内の移動は可能になり、介護を受けながらの在宅生活は可能かな?ということで、退院後の生活をどこでするか?
本人の意向を大事にして、関係者で相談。病院の近くにできた新しいナーシングホーム(住宅型有料老人ホーム)を本人と近くにすむ身内の方と一緒に見に行きました。
新しい施設なので清潔で環境もよく、看護師さんもリハビリをしてくださる理学療法士さんもいらっしゃるとのことで、本人も好印象を受けたようでした。
一つ心配なのは、経済的な問題です。
施設で定められた月額料金は、彼の年金で支払えるようですが、月額料金に含まれない諸々の経費とお小遣いがどうなるのか?見通しをつくらなければなりません。
年金額によって、希望する施設に行けず、あんしんして暮らしことができなくなることも起きるかもしれないな ・・・とUさんのこれからの人生を考えて気持ちが落ち込みました。