リニア中央新幹線を考える学習交流会 | 小林てるよのブログ

リニア中央新幹線を考える学習交流会

8月27日 (月) 晴れ
 税金を投入し、加熱する誘致合戦が行われているリニア中央新幹線。

 日本共産党奈良県会議員団・奈良革新懇の共催で、「学習交流会」を開きました。

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 日本科学者会議常任幹事 近藤宏一立命館大学教授から、交通学者として~リニア計画そのものの問題について、経営学者として~奈良の地域経済とリニアの関係について、お話をききました。

 全体的な問題点
 ①安全と技術についての懸念
 ②過大な需要予測
 ③経済効果見通しの問題点
 ④JR東海自己負担なら問題はないのか
 ⑤「大動脈輸送の二重系化」は可能かなど提起されました。

 リニア新幹線と奈良県については
 ① 大きなメリットはない
 ②財政負担の懸念
 ③環境への影響などが考えられると指摘されました。

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 つぎに、高山里山公園をつくる会の溝川牧雄会長が、
「生駒におけるリニア誘致報告」ー市民運動によって、「高山第二工区」の大型開発工事をストップさせたところに、生駒市が「リニア新幹線を誘致」ということで、環境破壊や税金の無駄遣いは許せないと怒りの報告。

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 宮本次郎県会議員が、奈良県議会における、誘致合戦状況や共産党県議団の質問や論戦を報告。

 リニア新幹線は、奈良県にとって、なんらメリットがなく、大変は財政負担と環境破壊がすすむことが確認されたように思います。