真性の女好きでありますが、女性に口説き落とされた事がないです。

思い起こせば、今までにそれらしきニュアンスを感じた事はありました。

私は、お魚みたいにパクッと喰らいつけば良かったと、今、後悔です。

ここに、童貞時代からたどってみたいと思います。据え膳食わぬは男の恥。

 

高校を出て、隣町の米菓会社に勤めました。柿の種、せんべい製造を。

そこに40代の熟女さんがいた。旦那が長期単身赴任で、子供が高校生。

これを言って来た「何をするか楽しみだよ」と、誘いをモジモジで終わり。

 

翌年、上京して地方新聞の会社で、50代の独身の事務の方がいた。

私は金欠で、この方の団地を突然に訪ねて行った。無心目的で。

彼女は言った「愛人にしようと思ったけど、お母さんと思って」ガクッ。

 

その会社を辞め、電機メーカーの下請けで工場で事務をすることに。

家庭がある50代の方だった。毎日、食堂でいつも横で食べていた。

昼休みで外のベンチで休んでいると、よくやって来て、数センチ横に座る。

 

あの会社をリストラされ、今度は公的機関の食堂で料理補助をする。

50代の熟女だらけで、こちらは紅一点の逆でした。熟女のたまり場です。

欲求不満のバツイチさんがいた。私の真横で、肩に頭を寄せて来ました。

 

ここまでにしましょう、どうも40代以降の熟女さんだけです。若者からなし。

私が、もしも熟女だったなら、それはもう、もてない君の面倒をみてたと思う。

もてない君が音をあげ「……堪忍や、堪忍や、○が出るーー」言うまで。