子供の時、大人の時、そして高齢の時と時間は変わるのか。
この世とは時空でしょう。時間と空間の感じ方が変わって来るような。
幼少期では、時間と空間はどこまでもあり、続くものだと思っていた。
一年がかなり長い、一日も長かった、一時間もそうではなかったのか。
また、おもしろい事をしていると、あっと言う間に時が過ぎて行った。
まるで時間は、伸び縮みするようなものだったのかも。空間だって。
やがて大人になると、この世は、十進法などの数字を使っている、と。
十二進法はもっと割り切れるので両方使ってますが、時間を定めた。
一時間はどう見ても一時間ですが、これは明治以降に取り入れました。
昔は、その概念とは違っていた。世界各地で独自の時間の捉え方を。
今の世は、共通の時間で世界中を表すことが出来るので、便利です。
子供のときの時間の捉え方と違っている、子供のときとは感覚が違う。
たとえると、大昔の各地の暦のように、その子だけの自在な時間。
そして高齢になると、今度は独自な時間感覚を持って来ると思う。
一日一年がみんなそれぞれで、長さが違って来るような、年取れば、なお。
まるで子供のときのように、その人の時間を刻む。一時間は自在に変わる。
去年と今では時間の過ぎ方が違う、あっと言う間に過ぎる、もう正月だと。
まわりくどくなりましたね。まとめると、これが言いたいのです。
人はみんな違う時間から始まり、共通の時間を生き、そして独自の時間へ。
時空は形を変える、それが真実だと思います。伸びたり縮んだりと様々に。