花は散られるを欲す
風に身をまかす
一輪が一輪を呼ぶ
誰も見ていない所で花は散る

さよならをするには春がいいと
どうしようもなさと 遣る瀬なさ
ひび割れた窓の内と外
それ見た女が一人いた

想いは行きつく
心の壊れた女に
今も泣いてるのか

その顔はあるけれど
さめた思いがそれを消す
今も泣いてるのか