この前は、ブログの壁紙のかぶりを載せました。今回は私服のかぶりです。

パソコンの方は可愛いもんです。確率から言うと、出来合い物にはあります。

では、服はどうでしょうか。業者、お店では毎年どこか違うのを出す。

まったく同じのは出しますかね。なんか違う。流行も基本年ごとですよね。

買う方からすると、誰かとかぶりたくない、街中でもかぶるのはいやと。

学校、職場なんかの仲の悪いのとかぶったら最悪かもね。特に女性は。

それは男もそうです。その服、おくら行きです。その出来事が無かったことに。

 

私、今まで生きて来て、学校、職場、街中で私服のかぶったこと一度も無いです。

まあ買ったら何時までも着る方なので、よく買う人達とはかぶりにくいです。

街中で上下まったく同じ人に出会ったら、ぞっとしますかね。かなり驚く。

ないないない、そんなことはないですよね。服はみんな違っているのが一般的。

 

ここで、その普通が、普通で無かった頃の中国を旅した話をします。

鄧小平の改革開放がまだ加速する前の1990年頃は、街中人民服だらけ。

色は上下青一色で佃煮状態でした。路地が行く人と来る人とで大渋滞でした。

片側通行すればいいのに、青の群衆が何が何でも我進むで、まるで肉団子みたい。

当時20代の私は、前線に喜々として飛び入りしたものです。青軍団の渦中に。

その青軍団たるや、服、顔、性格まで似て見えて来て、みんな同じみたいだった。

これぞ究極のかぶりまくりです。国の方針でそうなったのです。個は埋没。

 

話しを戻します。私は当時の中国人民の、没個性を言いたいのです。

あの人民服を考え出した党、政府は画一化を計ったのでしょう。人民よりは国と。

新中国を作って行く通過点としては、わからなくもない。人が個に走らないよう。

 

すみません、どうも硬くなります。やわらかく行きましょう。

みなさんの私服、もう個そのものです。みんな様々でいいですね。お揃いもあり。

今は個の時代です。目に見える服で表現出来る。これって素晴らしいと思います。

穴あきジーパンの似合わない私は、ダメージジーンズが似合う人が羨ましいです。