細かい分割売買について | コツコツ投資術

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昭和生まれの相場師です(*'▽')お金はお金に働かせる!デイトレができるようになりたい。投資は自己責任でお願いします。ウルトラセブンが心の友。

 

わたしの細かい分割の

 

(30分割売買。

 

もっと多くなる時もあるし、

 

単発で終わることもある)

 

原型・お手本は、

 

板垣浩氏の

 

『プロが教える株式投資』

 

 

 

 

橘聰氏の

 

『心理学者の株式投資』

 

 

 

 

 

もうひとつ

 

いつも念頭にあるのは

 

↓の一節であります。

 

 

池田総理大臣の外戚といわれた

 

近藤荒樹氏に会ったのは

 

昭和四十八年十二月だったが、

 

大成建設を二〇〇〇株買いの

 

報告書を見せてくれた。

 

その頃で資産何十億、

 

総理の政治資金を一手に

 

面倒みているといわれた

 

近藤荒樹氏が二〇〇〇株と

 

いうのは、毎日二〇〇〇株、

 

二ヵ月買い続けて十万株

 

買っていたわけで、大相場師ほど、

 

世間でウワサされているのは

 

全くの虚像なのである。

 

 

  『相場師スクリーニング』 P35

 

  『財産づくりの株式投資』 P121

 

 

 

 

 

 

 

上の近藤荒樹氏は、

 

十万株要るのに、

 

なぜ毎日チビチビと

 

買っていたのか。

 

 

なぜ数回~十回ぐらいの

 

分割で十万株を

 

買わなかったのか。

 

 

毎日二〇〇〇株買いだったら

 

十万株は50回の買い、

 

50分割の買いとなります。

 

 

近藤荒樹氏は、

 

なんでそんなめんどくさい

 

ことをしていたのか?

 

 

 

私の場合では、

 

長い下げ、底練りの

 

押し目押し目を

 

資金が途切れないよう

 

小口(わたしは1枚づつ)で

 

買い続けて、株がいつか

 

上がるところまでついていく。

 

そんな感じです。

 

 

気持ち的にも

 

資金的にも

 

余裕があって楽です。

 

 

下のユーシン精機が

 

まさにそれです。

 

33分割となっています。

 

ここは配当狙いもありますが。

 

 

 

 

 

 

ただ、合計が

 

30枚~50枚となるのは

 

あくまで結果であって、

 

単発や数枚で終わることも

 

たびたびあります。

 

 

 

話はもどりまして、

 

おそらく近藤荒樹氏は

 

1万株ずつ10回の買いでも

 

不安と考えていたのでしょう。

 

5000株ずつ20回買いでも、です。

 

 

20回まで買って投資資金が

 

尽きてしまって、しかもなお

 

株価が下がっていったら

 

いったいどうするのか?

 

 

 

どうにもなりません。

 

 

 

総理の政治用資金の

 

運用ですから、

 

失敗は絶対許されず、

 

絶対に増やす、

 

絶対に勝たねばなりません。

 

素人ではないのです。

 

運用責任者として、

 

負けは絶対認められません。

 

 

板垣浩氏も

 

一匹狼のファンドマネジャーで

 

顧客の資産運用ですから

 

完全報酬制(たぶん)で、

 

こちらもやはり

 

絶対に負けられません。

 

 

上がるか、下がるか、

 

とりあえず、えいやッ!

 

こんなわけにはいきません。

 

 

絶対に勝たねばならない。

 

 

50分割で買う予定が、

 

20回くらいで株価が

 

反転してもかまいません。

 

上がっても、押し目押し目を

 

ねらって買って乗せていく。

 

ただし無理はしません。

 

25分割で終わってしまっても

 

別にかまわないのです。

 

 

いまのネット証券は

 

手数料がほぼタダなので

 

分割しても負担はありません。

 

 

あと大事なこと、

 

当然ながら、

 

資金コントロールが

 

できないといけません。

 

資金100万だったら

 

3万~5万の銘柄を

 

1枚ずつ買っていく。

 

そんなイメージでしょうか。

 

 

それといま気づきましたが、

 

細かい30分割売買の対象は

 

板垣氏の建設株

 

橘氏の130円以下の株

 

というように、

 

安くて地味な低位株です。

 

 

↑のユーシン精機も、

 

まさにそれです。

 

 

細かく買っていくのですから

 

単価は安いほうがいい。

 

値がさ株、人気株などは

 

向いていない、

 

やりにくいはずです。

 

 

建設株とは象徴的です。

 

 

たとえば

 

立花義正氏のパイオニア株で

 

この細かい30分割売買を

 

やろうとしても、

 

パイオニア株の動きは

 

メリハリがありすぎて、

 

おそらく30分割に合わない

 

そう思います。

 

 

 

林輝太郎さん知之氏の

 

いうところの

 

ダレる・初動で売る、

 

という点、ここは

 

意見が分かれるところです。

 

 

わたしは配当があるので

 

ダレるということは、

 

あまりありません。

 

 

それと

 

逆説的なのですが、

 

ずっーと下げからの

 

長い底練り、という

 

メリハリがなくダレてしまう

 

値動きの低位株だからこそ

 

まさに、30分割買いが

 

やりやすく、その効力が

 

発揮される、そう実感します。

 

 

初動で売るといっても、

 

1~数枚の試し玉から、です。

 

 

結局、

 

動きにメリハリのある銘柄を

 

(人気株、話題株、メジャー株)

 

メリハリある分割でするのを

 

好む方には、辛気臭くて

 

とてもやってられない

 

売買法だと思います。

 

 

結論として、

 

その人の性質・好み

 

対象銘柄

 

売買方式

 

合致していなければ

 

うまくいかないと思います。

 

 

立花義正氏の売買スタイルを

 

建設株でやろうとするのも

 

やはり無理がある、と思います。

 

 

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