加島美術の帰り道、
「国立映画アーカイブ」に寄る。
日本映画の歴史を伝える常設展
さまざまな切り口から映画文化を発信する企画展で所蔵品を公開している。
見どころ満載でした![]()
先の会場のポスター展へ。
映画の宣伝用として街角や映画館に貼られた映画ポスター
1960年代から1980年代に制作されたポスターを
4区分に分けて展示してある。
第1章 《描く》映画ポスター―戦後期
第2章 新世代のデザイナーたち―1960年代
第3章 ATG(日本アート・シアター・ギルド)の衝撃
第4章 映画に挑んだデザイナー/アーティスト
第1章 《描く》映画ポスター―戦後期
映画の美質を理解して絵画スタイルでとらえたアーティストが出現した。
野口久光『禁じられた遊び』
(1953年/フランス/ルネ・クレマン監督)
「禁じられた遊び」の世界観がわかる絵本のようなポスター![]()
第2章 新世代のデザイナーたち―1960年代
映画業界の厚い壁を破り、
業界のデザイン的慣習に縛られない自由な発想と技法を模索した
新世代のグラフィックデザイナーたち。
横尾忠則『新宿泥棒日記』
(1968年/大島渚監督)
サイケデリックなアングラカルチャーの象徴だった横尾さん![]()
宇野亞喜良『初恋地獄変』
(1968年/羽仁進監督/寺山修司・羽仁進脚本)
幻想的で神秘的で退廃的な世界を描いた宇野さん![]()
和田誠『チャップリンのアート・オブ・コメディ』
(1966年、日本公開1974年サ/ミュエル・M・シャーマン監督)
ユーモアにあふれ、シンプルで知的、都会的なセンスの和田さん![]()
第3章 ATG(日本アート・シアター・ギルド)の衝撃
外国のアート・フィルムの配給に特化しATGが活動を始め、
匿名だった業界内デザイナーたちが
従来の規範に囚われない表現をポスターに持ち込んだ。
檜垣紀六『エロス+虐殺』
(1969年/吉田喜重監督)
大杉栄と伊藤野枝を追いながら、現代の自分たちを重ねるという
時間と空間が交差する複雑な映画![]()
第4章 映画に挑んだデザイナー/アーティスト
時代の風景を形作った多くのデザイナー、イラストレーター、漫画家などが
映画ポスターの制作にも招かれ、映画と緊密に伴走した。
久里洋二 『肉弾』(1968年/岡本喜八監督)
ドラム缶の特攻器と白骨死体
戦争をパロディ化したシュールな映画![]()
1960年~80年代
こんなに過激で熱い空気が社会に流れていたんだと
改めて当時を思い出す。
たくさんのポスターが入り組んで展示してあり、
ポスターの主張が強いので
章立てが頭に入らず、ゴチャゴチャした印象だった。
ポスターの毒気に当てられてぐったり疲れました![]()






