この前の日曜日、映画を観てきた。
見た映画は「レジェンド&バタフライ」
木村拓哉と綾瀬はるかが共演の歴史大作である。
これ、歴史大作というよりも戦国時代の恋愛大作という感じであるね。
ざっくばらんに言うと、何も信長が主人公でなくとも良かった。
自分の中での信長に対する絶対的強者のメージが強すぎたためか、戦国ものとしては物足りなかった。歴史から信長の生涯を知っており、次の展開(歴史上の出来事)を分かりながら見ているため、そこに至るプロセスを変えてはいるものの、信長というフィルターが邪魔をしているという気がしてならなかった。そこが残念であった。
最後の方はタイタニック的な場面まであったし(汗)
しかし!
逆に、人物設定が信長ではなく、戦国時代の架空の武将の恋愛物語であれば、それなりにとても面白い映画であったと思う。その方が主人公の思想と愛情の葛藤をもっと純粋に楽しめたと思う。まあ、その分、戦況設定の説明に時間を割かなければならなかったろうけどね(汗)
という感じで、信長を抜きに観ればとても面白い恋愛歴史大作であったと思う。
まあ、ストーリーを歴史から拾っていった方が伝わりやすく感情移入もしやすいという歴史映画の条件もあるだろうから、自分の思いは単なる素人的な勝手な思いである(汗)