我が家に三匹目のワンコ、「ポニョ」がやって来るにあたって、部屋の模様替えを行った。
その時、ローボードに長く保管していた5本の香水を見つけた。
かつて自分は香水にはまっていた。香りや音楽って、当時の出来事や当時の自分の心の位置を思い起こさせてくれる大切なものである。今を生きることに精いっぱいで、今の自分しか見えていないとき、思い出のある香りや音楽に出会うと、いろんな時を経てきた自分史があることを思い出し、ほんの少しだけ気持ちに余裕を持たせてくれる。そして、自分にも人としての1/fのゆらぎの存在を感じ、アロマティックな安心感を持つ。香りや音楽って、そんな存在である。
前振りが長くなったので本題に移るね(汗)
ということで(どういうことでだ?というツッコミはなしで)
残された香水たちをランク付けし、明日から二日間にわたって紹介していきたい。ベスト5~2までを明日、トップオブザベストを明後日という感じでアップしたい。
それぞれのフレグランスごとに、ブランド、セックス区分、香りの特徴、自分の使用コメント、使用している有名人…的な内容でまとめる予定である。
フレグランスに関心のない方には、少しでも興味を持ってもらおうと、
フレグランス初心者の方には、少しでも知識を深めていただければと
フレグランス歴の長い方には、未使用のものがあれば参考にと
そんな思いで自分なりのフレグランス観も交えて書いてみたい。
ちなみに、お気に入りフレグランスを頭文字で表すと以下のようになる。
Kの「L・B」、D&Gの「E」、Cの「E・P」、Cの「A・H」、Bの「O」という感じになる。分かる人はもう分かっちゃっているだろうね(汗)
明日からのレビューの前に
フレグランス初心者の方のためにフレグランスについて少しだけ説明をしておくね。
●フレグランス分類
一言でフレグランスと言っても、濃度や持続時間の違いによって、オーデコロン、オードトワレ、オードパルファム、パルファムという分類がある。
オーデコロン:エタノール濃度1~5%、持続時間1~2時間
オードトワレ:エタノール濃度5~10%、持続時間2~5時間
オードパルファム:エタノール濃度10~15%、持続時間5~12時間
パルファム:エタノール濃度15~30%、持続時間5~12時間
上記をざくっと言えば、
オーデコロンは香りが薄いのでライトな感覚で使えるが、すぐに香りが消失する。
オードトワレは数時間で香りが弱くなるが、香り立ちが濃く(強く)ないので日常使いには一番。
オードパルファムとパルファムは濃度が高いため、ほんの少量で長時間強く香る。パルファムの方が価格が高いものが多い。
●香り立ち(香りの変化・グラデーション)
香りは3段階に分かれて変化していく。
・トップノート(~10分くらい):最初に強く揮発するため、華やかに香る。
・ミドルノート(10分~3時間):落ち着いた、フレグランス本質の香り
・ラストノート(3時間~消失まで):余韻・残り香
トップノートで好き嫌いを決める人が多い。自分としては、もちろんトップノートの印象でも左右されるが、決め手はラストノートにおいている。それは、フレグランスの印象が記憶に残るのはラストノートだからである。
フレグランスの分類は他にも香りの系統(タイプ)などいろいろとあるが、最初は上記の2つを押さえておけば何とかなると思う。
最後に、
フレグランスに関係ないのだけど、ただ今、夜中の3時40分である。
チャッピー
ぐっすり眠っている。
ショコラ
こちらもぐっすり眠っている。
ポニョ
カーペットをひっくり返して遊んでいる。
このあと、この状態で眠ってしまうはず。
やっぱり(笑)
みんな、癒されるなぁ(*´―`*)




