今回は初めてのざくっとレビュー。
期待基準値を満たしたら従来の「初期レビュー」
満たさなかった場合は「ざくっとレビュー」
ということで
残念ながら、カテル・ワールドステージはざくっとレビュー(泣)
カテル・ワールドステージ(NOZOMI)
硬度:36度+
厚さ:MAX
重量:51g
硬さ
硬めである。36度+という表記ではあるが、ドイツ硬度で50度くらいに感じる。
弾み
中陣までかな。後陣でも何とかなるけど、硬めで低弾道なことからスイングパワーが常時必要。
粘着の質
微粘着である。
全体的な感想
このラバーを扱えるかどうかは、低い弾道に耐えられるかどうかによる。
当て擦るドライブであると低め直線弾道なので、弧線を上げたければ擦り系が良い。擦り系のドライブでは粘着特有のバウンド後の変化が得られる。ただ、球離れが速い傾向があるので、キッチリと擦ってやらないといけない。
このラバーは、発揮しきれない秘められた性能を持っているように感じる。その部分を感じたから、初打ちでは「面白いラバー」と書いた。使い込むうちに、隠された性能を得られるであろうという希望からである。
しかし、その希望が形になることはなかった。
低め直線弾道がとにかく邪魔をする。そのことによって、その後の攻撃バリエーションが限られてしまう。なので、他の用具と併用していると、このラバーは10分も使えばよい方であった。まあ、低め弾道であるので、狙い打たれる確率は低いので、そこはこのラバーのメリットではある。
回転量はある方と思う。スピードもまずまずである。
弾き系は硬度と球離れの早さのバランスが良いので好感触である。
サーブ・ツッツキは下回転のキレもあり、長短のコントロールも良い。
ということから、低め直線弾道以外はまずまずのラバーである。
このラバーをお勧めする選手のタイプは、低弧線あるいは直線弾道が好みで、前・中陣の速攻型、かつ技巧派の方であろうか。
ただ、自分的には反対面のラバー選びが難しいラバーかなと感じた。
という感じである。
悪くないラバーなんだけどねぇ(汗)