二組の用具がとても素晴らしいと前に書いた。
で、どっちから感想を書こうか悩んだが、意外な相性の良さに驚いた方から書こうと思う。
それはトルネードキングパワーとキョウヒョウプロ3ターボオレンジ+国狂3ブルスポ
フォアはキョウヒョウプロ3ターボオレンジで、バックは国狂3ブルスポである。
まあ、前・中陣でMAXの性能が発揮される組み合わせだけどね。
で、この組み合わせの何が良いかというと
フォアでの弾き系の凄さ。
バックでの掴みの良さ。
まずはこれである。
伊藤美馬の「みまパンチ」
このラバーを使うと、伊藤美馬が何故にあのタイミングや打点で、あのようなスマッシュを打てるのか分かる気がする。普通ならドライブで行くところを、角度打ち気味に弾いたスマッシュで決めに行こうと思えるのである。スマッシュはものすごいナックル気味に疾走するという感じである。
なので、フリックなども超簡単にできちゃう。フリックのしやすさは、ヴェガツアーと一,二を争うね。
それでいて、回転をかけようと思えばプロ3のシートであるので、ギュンギュンかかちゃう。
スピードはキョウヒョウの中でも一番くらいと思う。思ったより飛距離も出るしね。
反対面の国狂3ブルスポであるが、ホントはフォアで使う予定だった。しかし、キョウヒョウプロ3ターボオレンジと合わせると、国狂3ブルスポの安定感が際立つ。そして、トルキンパワーに貼ると、ドライブが上に上がらず低弾道となる。それらのことが重なり、国狂3ブルスポはバックの方が良い。少し相手の回転に敏感なところもありそうだが、粘着を使える人ならさほど影響は感じないと思う。
そして、サクッと引っ掛けてのちょいドラなどは、粘着+ブルスポだから得られる気持ちの良さがある。
という感じだった。
ただ一つ気になった点。
重量を何とかした方が良いかと思った。
最初は、遠心力が利いて威力が出るので良いが、先端重心のこともり、打ち続けていくうちにラケット操作の反応が若干ズレてくる。最近は188gアラウンドだったので、今回の192gはちと勝手が違う。前は190g前半がベストの頃もあったが、さすがに体の衰えを感じるね(汗)
一回ラバーを剥がして、重ね塗りしている被膜を剥がして貼り直そうと思う。それだけでも2gくらいは違ってくるからね。
ということで、自分の「お気に」に入りそうな勢いの組み合わせであった。