この前の日曜日、映画を観てきた。
見た映画は「空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎」
はっきり言って、なんだかよく分からない映画。
この映画で何を伝えようとしているのか…
この映画の何に共感できるだろうか…
どうにも映画の世界に入り込めないまま終わった。
空海、中国、皇妃…とくれば、壮大なスケールの天下物と思うであろう。
自分もそのような映画を期待したのだが、実際は違った。
妖怪猫がいて、楊貴妃がいて、白楽天がいて、阿部寛の僧侶がいる。
え…、阿部寛って必要だった?みたいな(汗)
自分的に、良い作品というものは、3日くらい経っても大体のストーリーや印象深い場面を思い出せる作品である。しかし、この作品にはそれがない。最後の、妖怪猫の戦いみたいなところは面白かった(ような)記憶はあるが、そのシーンさえもはっきりと思い出せない。
セットには随分とお金をかけているなと感じた。
幻想的で、鮮やかで、雅な唐時代の中国。
さすが日中合作という感じがした。
この映画の究極な疑問。
これ、何故に空海だったの?
これ、ホントに空海って要る?
以上、
久々の辛口な評価とコメントであった。
読んでて気分悪くしたならゴメンナサイm(_ _ )m