アニーの調子が良くない。
一昨年の11月頃、アニーの病気の事を書いた。
その頃に心臓の病気が見つかったのだが、医師の診断と治療のおかげで、だいぶ良くはなっていた。
今年7月頃の写真
しかし、8月頃からまた咳が出始め、処方を変えながら様子を見ていた。
10月になると、何故か今までにないほどに食欲が出てきていた。
今年10月頃の写真
体の調子も良いらしく、自分たちは嬉しく思っていた。
ところが、10月中旬頃から歩き方がおかしく、傾眠がちとなった。
10月下旬の写真
食欲もなくなったために、すぐに病院に連れて行った。
持病である心臓疾患によるものではなく、口腔内トラブルの感染による膵炎と腎不全と診断された。
急きょ、入院治療となった。
検査値を下げ、体力回復を待ってからの手術という治療方針であった。
しかし、検査値は一向に下がらず、薬の影響もあるだろうが、ずーっと眠ったままである。
声をかけても、反応するのは稀なくらいである。
そして昨日、医師から「厳しい状況である」旨を伝えられた。
昨日と今日、夜だけは自分たちで看ることにした。
病院の暗い個室で、一人夜を過ごさせるのは可哀そうである。
幸いなことに、医師の勧めもあり、夜だけは自宅療養となった。
家に帰ってきても、アニーの様子は同じである。
でも、家族に見守られて寝ているアニーの顔は、穏やかに眠れているようにも見える。まあ、これは自分たちの勝手な思い込かもしれないが、そんな風に見える。
残り少ない命ならば、出来る限り家に居させたい。
アニーが過ごしていた環境の中で看取りたい。
この部屋の匂いや、
自分たちの声や、
チャッピーが走り回る
今までと変わらない、そんな場所で。
でも、チャッピーはいつもより大人しいように感じる。
何かを感じ取っているんだねきっと。
アニーは今、とても頑張っているんだから、自分たちも頑張らなきゃな!