用具の重量であるが、最近はずっと188gがベストであった。
しかし、練習で同じ用具を4回続けてみて、この重量が自分のベストではないんだなとつくづく思った。
同じ用具を使い続けていると、自分の扱いやすい重さが欲しくなって、テープやバランサーなどで重量調整をしてしまう(肩の調子が良くなったこともあるが)。
で、行きつく先は190g越え(汗)
フレイタスALCの総重量
192g
これでも操作性を考えて、若干抑え気味の重量にしている。
フレイタスALCは実重量より軽めに感じるので、これくらいでも軽い(汗)
そこで、遠心力による体感的な重量感を増すために、サイドバランサーも貼っている。
ブレード先端に1gのバランサーを貼っている。
見える分には0.5gであるが、実は、サイドテープの下の同じ場所にも0.5gを重ね貼りしている。
これで、重心がいくらか先端寄りになって、重量感が増した気分になる。
そして、今まで以上に遠心力を生かせるようになった。
次に、リバース。
これは190gにした。
重心が先端寄りであり、実重量よりも重めに感じるラケットなので、これ以上増やすと操作性が悪くなる。
それでも、いくらかでも操作性をよくするために、これにもバランサーを貼った。
ブレード左右のエラ部分に0.5gずつ(計1g)貼り、重心を若干グリップ寄りにした。
このことによって、ヘッドの抜けと取り回しが良くなる。
まあ、両面のZ1が球離れ早めラバーなので、いくらかでも重心をブレード寄りにした方が都合良いというのもある。
という感じで、また190g越えの用具に戻ってしまった。
用具ってそういうものだよね。
使い勝手や威力を求めて、いろいろと試行錯誤を繰り返す。
これがベストというものを見つけた気がしても、それはその時点でのベターであって、試行錯誤はいつまでも止まない。そして、いつの間にか元に戻っているパターンもある(今回のように・汗)
いつまでも用具の事を考えて楽しめるのが卓球である。
卓球は瞬時の反応や予測をすることで、ボケ防止に良いと言われているスポーツである。
さらに、自分は思うのだが、用具の理論的なことを考え続けることも、ボケ防止に役立つと考える。
だから、卓球をする人は年をとっても生き生きしているのだと思う。
卓球は心技体を鍛えるほかに、知も鍛えるスポーツである。
「心技体知」、それが卓球である(´∀`)
あ…、相手を騙すスポーツという意味では「心」は怪しいか(笑)