ロゼナに3種類のラケットとラバーを試したが、結局は以下の組合せにした。
この組み合わせがロゼナにとって、一番過不足のない組み合わせのように思う。
コルベル+VS>402+ロゼナ
ラケット編
●ALC(フレイタス)
ロゼナにとって一番合う特素かもしれない。
でも、球の軽さばかりが目立って打っていて気持ちよくない。
●スーパーZLC(張継科)
ロゼナの柔らかさやパワーロスを、少し硬めのスパーZLCで補う組み合わせで、その効果はみられた。
ただ、ロゼナよりスーパーZLCの性能が勝る感じで、逆にロゼナの性能が少しだけ追い付いていない感じもする。でも、この組み合わせは好感触で、間違いなく良い組み合わせではある。
●五枚合板(コルベル)
しなりや弾きやすさが特素の代わりをしているように思った。
そして、純木素材であるので、ロゼナのほどほどの性能を、必要な場面で自然な形で増幅してくれる。
※以上のことから、固定ラケはコルベルで決定!
ラバー編
●テナジー05
05の威力や高性能ばかりが目立ち、ロゼナの威力不足&球の軽さが気になってしまう。
相手も、05で打たれた後にロゼナの球を受ければ、返しやすさ20倍(大げさ)と言った感じである。
●ラザンターR50
これ、組み合わせるラバーが難しいラバーだね。
R47かV47の同系ラバーが一番なのかも知れない。
アンドロはそういう意図で作っているのかも。
●VS>402
テナジーほどの高性能ではないが、それでも回転量に秀でたラバー。
バランス的にはロゼナとの組み合わせに違和感がない。
というか、一番調和されている。
※ということで、反対面ラバーはVS>402で決定!
【まとめ】
テナジーほどの性能を持たない、テナジー入門用ラバーのロゼナ。
硬度はドイツ硬度で45度で柔らかめ。
故に、あまりに高性能なラケットではロゼナの基本スペックが追いつかない感じもする。
でも、合わせるラケットによって回転性能や自動補正機能が低下することはない。
まあ。ロゼナの元々の回転性能はほどほどという感じであるが(汗)
そして、反対面のラバーにも同じことが言える。
あまりに高性能なラバーだとロゼナが見劣りしてしまう。
そこそこロゼナを上回る性能を持ったラバーの方が良い。
上回るというのは、全体ではなくても良い。
何か一つでも良い。そういうラバーが合うような気がする。
そして、戦型的には回転やスピードでゴリゴリ押すのではなく、常に相手の威力を吸収し、いなし、カウンター的な攻撃で翻弄しながら決める卓球が似合っている。
相手にとっては、攻撃をしていても、最終的にはこちらのペースにはまっているというような。
というのがロゼナには良いようだね。
こういう組み合わせを1本は用意していても良いかなと、今回の検証で感じた。
時として、一生懸命が美徳でないこともある。
まあ、人生みたいなもんだ(笑)