昨日の練習で省狂NEO3ブルスポを試打した。
昨日の総重量は187gであったが、やっぱり粘着での180台は軽かった。
ということで、12㎜サイドテープを貼って190gにした。
もう少しアップさせたいかも(汗)
硬度:39度
厚さ:21.5㎜
重量:46g
硬さ
ラバーに貼る前は硬度より柔らかめに感じた。
しかし、実際に試打をすると、硬度通りの硬さを感じた。
柔らかめスポンジでも、かなりのコシの強さを持っているようである。
弾み
後陣でも何とかなるが、威力を考えると中陣までかなぁ。
スピードはあるが、絶対速度はそれほでもないので、後陣からだと失速感がある。
そこをカバーするのは回転量となるが、テンションに慣れてしまった自分にはかなりの体力を要する(汗)
オフェンス
ドライブ
一番最初に感じたのは引っ掛かりの強さ。
引っ掛けて振るだけでドライブになる。
低い弾道で、スパッ!という感じ。
そして、そのほとんどが相手コートに納まる。
少し体制が崩れても何とかなる自在性がある。
少しの球持ちがあるから安定するのだろう。
もちろん、回転量は十分である。
キョウヒョウNEO3と同等かそれ以上という感じ。
まあ、シート自体がキョウヒョウNEO3と同じなので、当たり前っちゃ当たり前。
ちなみに、キョウヒョウ8はキョウヒョウNEO3と同等か若干弱いという感じである。
弾みはキョウヒョウNEO3より少し弾む。
中陣からでも強ドライブが可能である。
ちなみに、キョウヒョウ8の方が弾みがあり、楽に飛ばせる。
そのうち、キョウヒョウ8との比較レビューをアップしよう(^^♪
食い込ませ系のドライブでは、低め弧線の低弾道。
擦り打ちのドライブでは、高め弧線の中弾道という感じ。
いかにも粘着ラバーという印象だね。
キョウヒョウNEO3より食い込ませ打ちがしやすい。
ブルスポの食い込みの良さと球持ちの良さによるものである。
スマッシュ
粘着ラバーの得意分野であるが、省狂NEO3ブルスポも気持ちく弾ける。
ただ、ほんの少しスポンジへの食い込みを感じ、球の飛び出しに0.01秒ほどのタイムラグを感じる。
ディフェンス
ブロック・カウンター
ここも少しの食い込みを感じるが、硬い打感なので比較的楽である。
少し角度をつけて当て擦れば、回転量のあるカウンターとなる。
このような、引っかけて飛ばすという技がとても楽なラバーである。
ツッツキ・ストップ
これは基本的にキョウヒョウNEO3と同じ。
切れのあるツッツキ、ピタ止めのストップ、どれも一級品である。
フリック
粘着を利用した少し引っかけ気味のフリックが良い。
弾き系も安定するが、擦ったフリックの方が回転の変化が出やすい。
サーブ
切れる。ぶっつり切れる。
ナックル系も良い。
ロング系は、スポンジの反発力が高まっているので意外と使える。
それでもテンション系と比較すれば負ける。
ナックルロングとかがいいね。
以上で初期レビューは終了。
このラバーを簡単に言い表すと、
キョウヒョウNEO3のシート性能はそのままに、若干の食い込みと球持ちと弾みを加えたラバー。
とても高性能で良いラバーである。
ただ、この性能からのコスパを考えるとどうなのだろうね。
「省チーム用キョウヒョウ」という付加価値もあるのだろう。
さらにの付加価値として、「アレ用スポンジ」ということもあるのだろう。
そういう事を考えると、省狂ノーマルスポンジとの性能差が気になってくるね。
いつか比較してみたいものである。
間違いなく一般用キョウヒョウNEOよりパフォーマンスがアップしているラバーである。