昨日、NoSP(ノーエスピー)のコンサートに行ってきた。
会場:岩手県一関文化センター
NoSPとは、NSPメンバーであった天野滋さんと中村貴之さんが亡くなった後、2023年に「NSP:平賀和人さん(岩手県花巻市出身)」と「THE虎舞竜:高橋ジョージさん(宮城県栗原市出身)」によって結成された期間限定ユニットである。若い人はNSPをほとんど知らないと思うけど、自分にとっては岩手県出身の大先輩で大好きなフォークグループであった。
「天野滋」 2005年7月1日没(52歳):リーダー、ボーカル、ギター
「中村貴之」2021年11月27日没(68歳):ボーカル、ギター
期間限定というのがいつまでなのか分からないが、今回のコンサートで平賀さんが冗談か本気か「100歳までの限定」と言っていた。それを聞いたジョージさんは驚いていた(笑)
大ホール入り口に飾ってあったチラシ
※真ん中のNSPスポットで紹介している“ある場所”にコンサート終了後、行ってみた。
さて、肝心のコンサート
メインボーカルとギター担当のジョージさんの喋りが面白かったね。そこに、ボーカルとベース担当の平賀さんがアクセントをきかせるコメントを入れる。平賀さんも喋りは面白いはずなのだが、何となく脇役に徹していたところはチームバランスなのであろう。
もう一人の円山君は喋りはしないが、演奏(ギター)でかつてのNSPをしっかりと再現していた。まさにプロとしての演奏テクニックであった。
コンサートの選曲はNSPの初期の曲であり、いかにも東北出身の素朴で純粋な叙情派フォークグループというNSPの雰囲気が蘇ってきた。そして、ジョージさんのNSPへの思い入れ(リスペクト)を強く感じた。
途中、緊急報告というものがあった。
それは、平賀さんとジョージさんが一関の親善大使に任命されたということ。
ということで、突然、ステージで一関市長による嘱託状の授与式が行われた。
ちなみに、ジョージさんの服装や髪形は当時の流行や天野さんのアイデンティティを取り入れたものらしい。いかにもって感じであるね(^―^)
バックスクリーンに映っている天野さんと中村さんも、今回の報告を喜んでいるだろうね。
ジョージさんは天野さんやNSPへのリスペクトが強く、NoSPでは天野さん寄りの歌い方をするらしいが、今回のコンサートでは一曲だけジョージさん本来の歌い方と魂で歌った曲があった。「さようなら」…震えるほど良かったですわぁ。
ジョージさんのNSP大好き度は以下の記事(公式ブログ?)にも表れている。これ、続きはないのかな?
アンコールでは、NSPの曲ではない、THE虎舞竜の「ロード」を歌ってくれた。
ジョージさんはNoSPのライブでは「ロード」をかたくなに歌わなかったらしい。虎舞竜ではなく、NoSPのライブであるからという理由らしいが、今回は歌ってくれた。天野さんも中村さんも嬉しかっただろうね。
上記二つの変化は、平賀さんの助言があったこともあるらしい。
平賀さんは、ジョージさんが天野さんやNSPにとらわれることなく、時にジョージさん本来を前面に出すこともNoSPらしさと思っているのであろうね。ある意味、ジョージさんは真っすぐな人のようだから。
という感じのNoSPのコンサートであった。
いろんな意味で、「ありがとう」と言えるコンサートであったね。
僕のNSP日記
コンサート終了後は、あるNSPスポットに行ってみた。
それは「NSPメモリアルスポット」
歌碑と記念ベンチが設置されている堤防である。
歌碑
記念ベンチ
背もたれ部分にベースギターがあしらわれているが、設置当初はアコースティックギターであったようだ。風雪劣化したための修理時に変更したらしい。何故にベースギターに変えたのだろうね。
ベンチでKと一緒に記念撮影
カシャ♪
今日は楽しかったなぁ。
次は、またNSPつながりで
YSP…の気仙沼かな(^m^)