いよいよ今年から、Jリーグが秋春制シーズンに移行する。
また、今年はFIFAワールドカップの開催年でもある。
下記の表は、今年初めから2026-27シーズン終了までの、日本サッカー関連の主要スケジュールをまとめたものである。
日本サッカー関連のスケジュール表
では、表の内容について少しだけ補足ね。
秋春制移行に先立ち、「特別シーズン」を開催
秋春制への移行後は、当年8月(秋)から翌年5月(春)までが1シーズンとなる。
移行期となる今年(2026年)は、2026-27シーズンが開幕するまでに約8か月の空白期間が生じるため、その期間を利用して特別シーズン『Jリーグ百年構想リーグ』が開催されることとなった。
大会形式は、J1は東西2グループ、J2およびJ3は東西南北の4グループに分かれてリーグ戦を実施する。その後、各グループの同順位クラブ同士が対戦して最終順位を決定する方式である。なお、優勝チームには「AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)2026-27」への出場権が与えられる。
秋春制移行と移籍市場の連動
特別シーズンの終了直後にはワールドカップが開催され、その閉幕後、間を置かずに2026-27シーズンが開幕する。これは欧州をはじめとする世界のシーズンサイクルに合致した流れである。
また、海外リーグの夏季移籍期間は一般的に7月1日から9月1日頃までである。ワールドカップでの活躍が選手のステップアップ(海外移籍)に直結しやすい仕組みとなっており、これも大会の重要な役割といえる。主要な海外リーグの多くがこのサイクルを採用しているため、4年に一度のワールドカップ開催年に合わせて秋春制へ移行した日本の決断は、非常に合理的であると考えられる。
カップ戦の動向
『天皇杯』の決勝戦は、6年ぶりに「元旦」開催となった。秋春制移行に伴い、日本のサッカー界に「元旦の風物詩」が戻ってきたことは、ファンの一人として非常に喜ばしい限りである。
一方、『ルヴァンカップ』については、現時点で詳細な開催期間が発表されていない。情報が入り次第、本記事を更新する予定である。
AFCチャンピオンリーグ(ACL)への出場枠について
表の注釈(※1、※2)にある出場枠の条件は、あくまで現時点の基本条件である。
出場枠の決定には、国内リーグ(Jリーグ)、ACLE(AFCチャンピオンズリーグ・エリート)、ACL2(AFCチャンピオンズリーグ2)、天皇杯の4大会の結果が複雑に絡み合う。そのため、一つのクラブが複数の出場権を獲得するケースも想定される。
その場合、優先度の高い枠が当該クラブに適用され、余った出場枠は規定に基づき、次点順位のクラブが繰り上げ対象となる。
現在開催中のACLEにはヴィッセル神戸、サンフレッチェ広島、FC町田ゼルビアが、ACL2にはガンバ大阪が出場しており、全チームがノックアウトステージに進出している。
これらALLの結果次第では、Jリーグからの出場枠が最大2枠増える可能性もあり、最終的な決定プロセスは非常に複雑になる見通しである。
現状の状況は、おおむね以上の通りである。
今後、時期的な進展や重要な追加情報が出てきた際には、随時この記事を更新していく予定。
現在のJリーグは、秋春制への移行という大きな制度変更を軸に、経営戦略や市場動向など複数の要因が絡み合う大きな変革期にある。さらに今年はワールドカップという世界最高峰の祭典も重なり、サッカーファンにとっては忘れられない一年になりそう。
頑張れ、SAMURAI BLUE!




