今週、何のまえぶれもなく突然パソコンが壊れました。
壊れた状況は、電源を入れても電源が直ぐ切れ、ついには電源が入らなくなりました。
色々と試みましたがバッテリーの充電不足というような状況でないということは分かりました。
困ったことは、普段、ブログ等にはパソコンを使っていることと、年賀状のデータ等が取り出せないことです。
専門業者に依頼するという選択肢もありましたが、遅くてお金がかかるので自力でデータを取り出すことにしました。
実はWindows XPの時代には、パソコンを自作したり、ノートパソコンの液晶やハードディスクの換装も行っていました。
まずは、現在使っているパソコンのスペックを確認するところから、マイナーなものを使用していたのでネットから調べてもなかなか分かりませんでした。
四苦八苦して記録媒体は、時期によるがたぶんSSDであるということは分かりました。
方針としては、中古のパソコンを購入し、旧パソコンのSSDを取り出し外付けケースを購入しデータを移行することに。
後から分かったことですが、SSDも数種類あり、対応できる外付けケースも違うこと。
Windows10のパソコンが壊れてから、ネットでパソコンと外付けケースを注文して2日後には家に届き何とかデータや必要なソフトを復元できました。
今も新しいパソコンを使用していますが、ソフト起動など何事も早い。
最初に焦って違うタイプのSSDケースを買ってしまった失敗はあったものも何とか自力で2日間で何とかできました。
古いパソコンも10台近くになり、そろそろ処分せねば・・・
さて、コインの方ですが、今回はグレーディングに関して少々書きたいと思います。
私が初めてグレーディングを始めたのが、2014年頃からで一時グレーディングにはまり毎月出していたこともありますが、今はたまに依頼する程度になってるので、最新情報は分からないのであしからず。
以下に私が感じていることを少々書きます。
<通常のグレーディングに関して>
・NGCとPCGSはどちらが厳しいということを良く耳にしますが、私の回答は、鑑定時期やコインの種類によるというものです。
以下に極端な例を書くと
ある試作貨ですが、NGCではAU55でしたが、PCGSにスラブを割って出しなおすとPR62になったこともあります。同じコインでPCGSのSPのものもあったりしてPRのものは当時2枚だけでした。このようなことはレアケースです。
ちなみにW社さんによれば、どちらの会社が厳しいというわけではなく、鑑定時期に影響があったというものでした。
とはいえ私の感覚とすると、同時期で出したとすれば、どちらに出しても少なくとも9割くらいは同じ結果になるというものです。
・私の場合はグレーディングをどちらに依頼するか迷っている場合は、NGCのPOPとPCGSのPOPで該当するコインの鑑定結果を比較して出すこともあります。
特に鑑定数が数枚レベルのものを依頼する場合では、いつも確認しています。
鑑定数に大きな差がある場合は、多い会社の方が数字が高いケースも多々あります。
ただ、最近はクリーン判定や付着物判定のD判定になるケースが増えたので要注意です。
また、数字を出にくいという感じる場合もあるので・・・
・会社によってスラブの大きさが変わる場合あり
インドネシアのガルーダの銀貨は、NGCでは通常スラブですが、PCGSだとデカスラブになります。
<NCSなどの修復サービスについて>
・スラブのまま出すと前の数字に左右されやすい
自信があれば割って出す方が良いかも *判断は自己責任でお願いします。
例 あるコインのNCSで PF64⇒PF64CAM 割って同じ会社に出すとPF65+CAMに
・NGCではスラブを割ってクリーン?するので、まれに数字が下がることもあるので要注意
例 数字付きからD評価のこともあるとW社さんから聞いた。
・PCGSでは効果がなさそうであればスラブは割らず元のまま ただし費用は取られた。
<クロスオーバーについて>
クロスオーバーとは、スラブを割らずに違う会社にグレーディングを依頼する方法
・クロスオーバーを依頼する方法は以下の主に2種類
1)最低保証を付けた依頼
数字が下がるならスラブを変えないというサービス
最低保証を付けると価格は上がる(以前は申告価格の+1%)
ただ、上乗せ価格を取られないケースもあったりする(運次第)。
同じ数字ならスラブは変わる。ただし数字が上がるならスラブを変えるという条件で依頼することもできるが、同じ数字でも数字が変わり依頼者ともめることも目撃した。
2)通常依頼
数字が下がることもあるようです。
私の場合は、NGCからPCGSにこの条件で依頼して、PCGSにするとD評価になるという理由でNGCのスラブのままで返却されたことが2回あった。
3)クロスオーバーの数字が上がる確率
W社さんによれば、クロスオーバーで数字が上がる確率は1割以下だそうです。
<リグレードについて>
リグレードとは、スラブを割らずに同じ会社にグレーディングを依頼する方法
・古いスラブでは、CAM、UCAM、DCAMの表記がなかった。また、英領インドのリストラク貨は、PL表記だった。リグレードで依頼すると現在の評価スタイルに変わる
英領インドのリストライクのPL表記のものを3枚依頼したことがあり、1枚はPL66⇒PF67 に数字があがった。
・この方法は、安全な方法で数字が下がることはないが、数字が上がるのも少ないかもしれない。
効果は、W社さんなどに聞いてください。
<リフォルダーについて>
リフォルダーとは、同じ会社の新しいスラブに変える方法で数字および鑑定番号は変わらない。
私は、この方法で4枚くらいは新しいスラブに変えたことがあったが、今から思えば数字が上がる可能性のあるリグレードで依頼すれば良かったと思っています。
以上グレーディングに関して書きましたが、私の経験話は古いので、相談されるのであれば、W社さんなどの経験豊富なコイン商に相談されるのが良いと思います。
私の場合は、依頼時期が良かったせいもあり、たまたま運良くグレーディング結果が上がった場合もありましたが、数字は簡単に上がるものではないので安易には対応しない方が良いかと思います。
なお、スラブを割って再グレーディングする方法もありますが、数字が付かなくなるリスクを考えたうえで自己責任で判断してください。
つづく