外国コインを集めだした 約6年前のことです。

金貨以外で何を集めようか と考えていた時に 発行枚数も比較的少なく、デザインも良い 近代射撃祭のコインを集めることにしました。

当時は、状態の良さそうな裸のコインを購入してグレーディングするというスタイルでした。

当時は今より資金力もあったので、あと数枚でシリーズ完集に近づきましたが、グレーディングしたコインが D評価ばかり で嫌になり、断念しました。

 

近代射撃祭は、昭和の年代には、日本で人気があり、日本に入ってきたコインはかなりの確率で洗ってしまったようです。ということもあり洗いがあるコインが多いみたいです。

価格的には、昭和の年代は、約6年前の約倍の価格だったそうです。

6年前と比べると今の方が安いので、今はかなりお買い得かと思います。

 

さて、そんな近代射撃祭の銀貨ですが、完集は諦めましたが、都市景観ぽっいデザインのものは好きで、入手を継続していました。

 

シリーズの中で最も好きなデザインのものが、1876年のローザンヌのものです。

今回は、2枚紹介しますので、グレードを当ててみてください。

 

1) 1876年 ローザンヌ  5F銀貨 (2)  発行枚数:2万枚

 

2) 1876年 ローザンヌ  5F銀貨 (2)  発行枚数:2万枚

 

ローザンヌの5F銀貨は一時期は,4枚持っていましたが、今は状態の良い上記の2枚だけを残し処分してしまいました。

近代射撃祭のシリーズは、発行枚数が多いものでも、3万枚なので、比較的少ないシリーズだと思います。ローザンヌの発行枚数は、2万枚です。

ローザンヌの5F銀貨のデザインは人気で、色合いの良い MS63~64程度のものでも、数年前のブームの時では、20万近くしたこともありました。

2012、2013年のヘリテージでは MS64のものが、$2070や$3525 で落札されたこともありました。

ちなみにKMカタログ価格は、$300 (MS63)です。

 

グレードの方ですが、写真が良くないので分かりづらかったと思いますが、

1) が PCGS MS63

2) が PCGS MS65 です。

 

1)が W社評価 UNC の裸のコインからグレードしたもの

2)が NCA での落札品 で ブログの先輩が所有されていた ブルートーンが素晴らしいものです。

 *写真では、ブルートーンの素晴らしさは伝わらないのが残念ですが・・・

 

近代射撃祭の銀貨は、ローザンヌ以外でも景観が描かれているものもありますし、何よりも希少な割に、現状の価格は、お買い得価格だと思います。

興味の有る方は、裸のコインではD評価になることが多いコインなので、スラブ入りのコインを入手されることを おすすめします。

 

つづく