悩むことは大切・・・❓ 人は誰でも、できれば悩んだり苦しんだりしたくないと思っていますいます。しかし、どんなに幸せそうに見える人でも、程度の差はあれ、悩みごとの一つや二つは抱えていると思います。たくさん悩んで苦労を重ねたことが、のちのちその人の大きな心の財産になっているというケ-スをよく見聞きします。それは、「悩むからこそ、いろいろな教えを求め、どう生きることか大切なのかを真剣に考える」からでしょう。悩め ばこそ向上があり、悩むことは人間にとって大事な経験だと思います。苦労の体験により、「苦あれば楽あり」を受けとれるようになれるのでしょう。
大いなる苦労人 日常生活どうにもならないことだとわかっていても、それを何とかしたいと悩み苦しみ悶々とした日々を送ることの少なくない人生です。
「ずっ-と考え事をしているよりも、『体』を使いながら、ひたすら何かをやってみるほうがいい」といいます。同じ苦しい状態でも漢字で「苦悩」と書くときの「悩」は「心を乱す、思いわずらう」という意味で、これは頭の中で問題が「停滞」し、堂々めぐりしている感じがします。一方、「苦労する」というときの「労」は「勤めや仕事の疲れや骨折り」を指し、そこには問題を一歩前進に行動を進める「動き」があるのです。
「苦労人」というと数々の逆境に遭いながら、それが血肉となって世間の事情によく通じ人間としての心の幅や器の大きさが感じられる人のことです
苦労人・・・❣ 悩みや苦しみに直面したときには,体を使って「なにかやってみるほうがいい」と思います。そうすると「苦悩」が「苦労」に変わり、その経験は、思慮深さや視野の広がり、心の柔軟性や思いやりの深さなど、それぞれに人間的な魅力をもたらしてくれるはずです。そして、感謝の気持ちもそこから生まれてきます。
❝謙虚とはむやみにへりくだるのではなく、素直で正直な心で接する・・・❣❞