中邑天風先生の言葉 脳の働きと天風先生の言葉・・・❣ 人間の【脳】とは、いくつかの領域(部位)に分かれ、その部位ごとに果たすべき機能、役割が決まっているようです。五感がキャッチした情報(感覚刺激)は、脳内の適切な部位に送られ、その情報が認知された後、それぞれの役割、機能を果たしていくことになります。その過程やシステム脳の各部位について天風先生の言葉とともに、ごく簡単ですが、感銘したところを継承させていただきます。
🌟情報の守衛所「RAS」(脳幹・網様体賦活系)五感が察知した情報は、脊髄そして、延髄にあるRASを介し、視床下部ほか、脳の適切な部位へ情報が送られます。網様体とは、脳に向かう神経の束なのですが、これはタダの束、単なる通り道ではなく、大変重要な役割を担っています。つまりRASは、「情報の守衛所」でもあるということで、そしてこの守衛所が「意識する情報無視する情報」を「脳」に伝えるフィルタ-になっているということでした。
無視する情報 普段からネガティブな思考発想をしていれば、前頭前野はネガティブなプロクラムをRASに命令して、律儀にその指令を遂行し、ネガティブな情報ばかり意識させポジティブな情報は「無視する情報」としてフルイで振り落としててしまいます。このネガティブなプログラムは、脳にとっても刺激的であるがゆえに、さらに強固なものとなり、増幅していきます。
三つ子の魂百まで・・・❣ と、いいますが、早いうちから、躾け、環境、教育等々によって、ポジティブなプログラムが形成されやすい脳を作っていくのが賢明かと思います。それには、多くの経験を積むことも大切になります。勿論、経験を積むといっても、ただ数だけこなして経験すればよいというものではありません。経験の中から、ポジティブな要素を集め、脳に送り込んでいくのです。そのためには、日頃から、五感を磨き、これを強化し、研ぎすますことが必要です。
ポジティブなライフスタイル・・・❣ を、持続して、粛々と熟す暮らしへ。
❝ 日常習慣に心がけ、不断の努力を行い継続することが望まれます・・・ ❣ ❞