戻る勇気・・・❣ 普通、前に歩くことは、だれにでも簡単にできますが、そのままの姿勢で後ろ歩きすることは難しいものです。前に走っていくこともわりあい簡単にできるものですが、そのままの姿勢で後方へ走ることは、ほとんど不可能なのです。
現代社会は、だれもが進歩することしか考えていません。進歩進歩、前進前進の毎日です。汗水たらして追いかけっこをしてしまったのです。結果みんなが幸福になったのか・・・❓ いや、それどころか、無理な進歩を続けて、危険な壁にぶつかって倒産したり、谷ぞこに落ちて身を失ったりしたものも多く見掛けます。一歩退けば崖にぶつからなかったのでしょう。一歩退けば、谷へも落ちなくで済んでいたかもしれません。現代人は、進歩には強いが退歩には弱いのです。それは、進歩には勇気は入りませんが、退歩には強大な勇気と工夫がいるものなのです。強烈な意志を持って退歩をすれば、自分の原点に戻れます。自分の原点に戻れれば、崖っぷちでも谷間でも、しっかりと踏みとどまれます。
自分勝手・・・❓個人主義は、決して悪いことではありませんが、みんなが振りかざすと、対立と争いを生みます。そうなると、残念ながら、人のなすことは、すべて「偽」となります。個人主義は、いつでも絶対平等の万法に根ざしたものでなくてはならないのです。万法に順応した個人主義であってこそ平和を創造します自分だけで生きられるという考えは、捨て去りましょう。人類だけで生きられるという考えも、同じく捨てましょう。人類は万法を離れては一瞬たりとも生きられないと教わりました。これこそ生きとし生ける人間がもつべき「絶対平等の尺度」です。現代人は、みんなが平等に生きる尺度をまったく失ってしまいました。個性などという危険な言葉に踊らされて、みんなが自分勝手な尺度を持ってしまいました。1センチの長さが人によって違うのでは、平和には暮らせません。今こそ人間が発見しなくてはならない尺度とは、だれもが万法によって生かされているという事実で、この絶体の真実・正義の尺度を胸に極めて、人間味豊かに生きてていきたいものです。
他人の立場に立つ・・・❣ 個人主義をみんなが振りかざすと、秩序が乱れちょうど世界が20世紀のように「略奪の世界」へ戻ってしまうのです。21世紀は、
「共生の時代」のはずがウクライナをロシアが侵略、パレスチナ自治区ガザでイスラエル軍とイスラム主義組織ハマスの戦闘によるガザでの死者数が3万5000人を超えました。日本も30年間、長期政権の驕りが、一部を除く善良な多くの国民を貧困に陥らせました。これも国民に寄り添わず一部の利権主義で御身第一主義が、無秩序を招いた結果だと思います。
説明責任を果たせない議員は、存在していることが悪だと思います。
❝国民に寄り添うことが議員資質を高めるのを長期政権の驕りが蝕んだ❓❞