なぜバイオガスの話をここでさせていただくのか。
それは、私の人生の目的と大きく関わることだからです。
なぜ、ここまでFXの研究をしているのか。
プロのトレーダーとして生きていくためではありません。
もちろん、一目均衡表を考案した細田悟一のように相場の研究に
一生を捧げようと思っているわけでもありません。
FXの研究をしている理由はただ一つです。
「お金を稼ぐため」
これだけです。
では、なぜお金が必要なのか。
プロフィールにも書きましたが私の人生の目的は4つあります。
・いのちを大切にする
・自由自在に生きる
・いつも幸せでいる
・この3つをまわりの人に伝え続ける
この目的を達成するためにお金が必要になります。
そして、私が調べた範囲ではFXがお金を稼ぐためには
最も効率が良かっただけのことです。
そして、バイオガスです。
バイオガスは最初の、「いのちを大切にする」につながっています。
建築の仕事をやっていた時知り合いの大工さんの紹介で
バイオガスの仕事に関わることになりました。
当時は「牛の糞から出たガスを有効に使うこと」
くらいの認識しかありませんでした。
ところが、調べれば調べるほどこの技術の面白さが分かって来ました。
国の補助事業で作った大きなプラント、大学の研究プラント
小さな農家の手作りのプラントなどを訪ねました。
また、作っている会社、研究している人、興味を持っている農家や
小さな町の町長など多くの人に話を聞きました。
いろいろな問題点や課題がみえてきました。
これが答えだとはいいきれませんが
数億円を掛けて補助金を使って作る大型プラントよりも
小さな農家の施設の方が本来のバイオガスの魅力を
引き出せるのではないかと思っています。
UPDATED GUIDEBOOK ON BIOGAS DEVELOPMENT (国連出版 1984)より
補助金を使って作られたプラントはヨーロッパ型です。
ガスタービンも外国製で、大きな故障時には海外の技術者が来るのを
待たないと修理できないような事態も起きています。
このような事態は、一部の風力発電でも起きました。
震災後は放射能を心配して修理の技術者が日本に来ないということまで
起こりました。
このようなシステムより上の絵のような小さな施設のほうが
とても安心感を覚えます。
複雑なものを使っていないので故障も少ない。
実は中国や東南アジアでは当たり前に作られています。
人の排泄物を集めてガスを発生させて煮炊きに使っている
アパートまであります。
どちらが生態系に合っているのか、
ちょっと考えれば答えは出てくるように思います。
補助金に頼った大きな施設より
自己完結できる小さな施設。
個人や、小さな自治体が独立できるヒントが
ここにあるような気がしています。
いくら興味があっても試してみたくても
資金がなければ始まりません。
ここに私がFXをやっている目的につながってきます。