登場人物

 

  テル    魔王  

  レイ    ジン  

 

「では説明します   まず 不発の件ですが 詠唱の内容を聞くと 

【この世界に仇なす】と【我等が神の御名において】

と言う 下りがありますが この神と言うのは魔界の神様ですよね?」  

 

「えぇ 魔界神様の事よぉ  詠唱では全て魔界神様の力をお借りする事になってるわ」  

「やはり  これは憶測なんですが この世界というのは 

魔界限定なんじゃないでしょうか 人間界の事までは面倒見れん 

て事だと思うんですが 違いますかね?」  

 

『あぁ!なるほど!』パチッ!魔王とテルは同時に叫んで手打ちした

 

「て事は マオしーは人間界じゃ全力を出せないって事か」 

「まぁ 不甲斐ないわねぇ」 

 

「とんでもない こちらにとっては 回復等の有益はあって 

危険性はないって事になるので 安心安全この上ないです 

上の奴らとの交渉もスムーズに行くでしょう」  

 

「それはありがたいわねぇ」  

「そうだ レイ これ見てくれよ」 テルは服をめくって 肌を見せた 

「うん?あっ!お前 傷跡無くなってるじゃないか!」 

 

「すげーだろう マオしーに治してもらったんだ 外だけじゃないぞ

体の中もキッチリ治してもらったから もう薬も要らなくなったよ(^o^)」 

「!!そうか 良かった  それは…良かったな…」 

 

「レイ お前泣いてるのか?」  

「今だから言うけど  テルお前   余命1年くらいだったんだぞ 」  

「ゲゲッ マジかよ!2~3年は大丈夫かと思ってたんだがなー(-_-;)」  

 

「いつ言おうかずっと考えてた   でもまさか魔術でここまでの事が出来るとは 

魔王様   私からもお礼を言わせて下さい   本当にありがとうございました 

もはやあなたは神のような存在です」

 

「あらあら そんな大層な存在じゃないわよぉ でも喜んでもらえる事は 

あたしにとっての幸せよ  有り難く受け取るわね」 

 

「どうにかしてその力を 人間でも使えるようにならないものでしょうか」  

「あっレイ バッテリーとデバイスだってさ」  

「ん?何の事だ?」  

 

「魔力を溜めるバッテリーと鉱石から魔力を取り出すデバイスが必要なんだってさ」  

「あと かなりの練度が必要よぉ」 

 「レイ 科学で何とかならないか?」  

 

「うーん…何とかしたい 何とかしたいなー(-_-;)  バッテリーとデバイスは 

時間をかけてでも開発するしかないな  チームを編成しよう」 

「あたし達も協力するわよぉ」    

 

「ありがとうございます 是非お願いします。で 2つ目に分かったのは 

魔力は私達が使うフォトンと  本質的には同じじゃないか と言う事です」  

「え?同じって どういう事だ?」  

 

「同じ茶葉でも製法によって 違うお茶が出来るみたいな感じかな」  

「あぁなるほど! って  良く分からないな(;´Д`)」 

 「まぁ フォトンは全ての物から   魔力は鉱石のみからって言う違いはあるけど」

 

「じゃあ あなた達にも魔術が使える可能性は十分にあるって事ね」 

「はい 使い方はほぼ同じかと思います」  

 

「じゃあ後は補助具だな 頑張れよ レイ( ´∀`)」 

「簡単に言うなよ ゼロからの開発は大変なんだぞ」  

「でもお前なら出来るだろ   あっそうだ  私とジンは魔界へ

修行に行く事になったんだ  あと ミナとスー」

 

「何だって!? 魔王様 人間も魔界へ行けるんですか!?」  

「あたしが連れて行くのよぉ」 

「でしたら どうか私も連れて行って下さい!  魔界へ行けば

もっと色々な事が分かると思うんです 

それに民衆の前で事情を説明するのであれば 

人間である私も  賛同の意を示した方が説得力があると思うんです 

でもその役はテルには無理です」 

 

「おいおい そんな事は…まぁあるかf(^_^;」  

「そうね その方が皆も納得しやすいでしょう では一緒に行きましょう(^_^)」  

「シャア!やった!」 レイは興奮を隠せなかった 

 

「魔王様 魔界へはいつ帰られる予定ですか?」 

「今日ミナちゃんの料理を食べたら帰ろうかしら」

「え?はやっ  もっとゆっくりして行けばいいんじゃない?」 

 

「急ぎますが 私も準備がありますので   明日の朝では駄目でしょうか?」  

「う~ん … 分かったわ  じゃあ明日の朝にしましょう」 

「ありがとうございます では今夜も同じホテルにお泊まり下さい」

「ありがとう そうさせてもらうわぁ」  

「じゃあまた朝まで飲めるな(^o^)」 

「遊んじゃおうかしら(*´∀`)」  

 

「では鉱石は各10個づつお持ち帰り下さい  それで何か影響が出ないか見てみます」  

「了解よぉ」

 

レイから他に2~3解析についての説明を聞いてからラボを出て 

テルの家に向かう事にした

 

「あぁミナ  昼には行くけど 大丈夫かい?」 

《え?お昼なの?夜だと思ってたから 準備が間に合わないかも》

「マオしーがねー  明日の朝帰るんだってさ 夜はレイとの打ち合わせもあるんだ 

遅くてもいいから昼に頼むよ」《そっかぁ 分かった じゃあ14時くらいに来て》

「了解~」  

 

「スーちん大変!ノエママお昼に来るんだって!急いで買い物に行かなくちゃ」

 

「マオしーごめん お昼ちょっと遅くなるって」
「あら かまわないわよぉ  だっら先に坊やの所に行こうかしら」 

「本当に? いいの?それ頼もうと思ってたんだ(^_^)」 

 

「いいわよぉ 寝てる間に元通り すぐに起きるわよ 

何て言って説明するか考えておいてねぇ」  

「う~ん…何て言おう マオしーも手伝って(^_^;)」 

 

「あらまぁ しょうがないわねぇ じゃあ私を紹介してちょうだぁい 

その後はあたしから話すわねぇ」 

「そうしてもらえると助かるよ(^o^)」

 

テルと魔王はジンの部屋に行った 

「じゃあ やるわよ いいわね?」 

「うん お願いします」 

 

魔王は目を閉じてジンの頭をなで 何かを探すような感じだったが 

頷くと手の先からオーラを発した オーラはジンの頭を包み込むと 

何かを組み換えるように細かく激しく動いたあと 体を包んでフワッと光り 

そのまま消えていった

 

「終わったわよぉ すぐに目を開けるはずよ」 

「あれ  見た目が戻ってない」  

「その方が説明しやすくていいでしょ それに 似合ってるし( v^-゜)♪」

 

ジンはすぐに目を覚ました テルが魔王を紹介したが

 全く信用しなかったので 魔王は凄い闘気を込めたオーラを纏ったり  

変身して見せたりしたら やっと納得出来たようだ 

 

テルと魔王がかなりの時間をかけて ジンの体の状態 

備わった力 その力の使い方を修得するにはどうしたらいいかを話した 

 

「と言う訳だ ジン  私と一緒に魔界へ行くよな?」 

「僕にそんな力を扱えるかどうか不安ですが  テルさんと一緒なら 行きます」  

「よし!決まりだな 魔界へGo!

 

「じゃあ今夜は3人でホテルに泊まるか?」 

「えっ!それはちょっと まずいんじゃないですか?(^_^;)」 

「あら あたしは別に  かまわないわよぉ」 

 

「ジン お前同時に2人とか 全然行けるだろ?」  

「何言ってるんですかテルさん!無理ですって」 

「でもお風呂くらいは一緒に入れるでしょぉ?」 

 

「いえいえ あんまりからかわないで下さいよ魔王さん(´д`)」 

「まぁ それは残念ねぇ じゃあ飲んで騒ぎましょぉ」
「あっダメなんだよ ジンはお酒飲めないし 話が固くて面白くないんだw」

 

「固いって 真面目なだけですよ(>_<)」 

「魔界へ行ったら 話術も鍛えようなw」 

「僕 魔界の言葉分からないから無理です」 

 

「あら 心配しないでぇ 従者をつけてあげるわ」 

「すげぇ 従者だってさ VIP待遇だ」 

「で 坊やは今夜どうするの?泊まるのぉ?」 

 

「いや~ゆっくり準備したいので 家にいます」  

「そうか じゃあベッドトレーニングは魔界へ行ってからだな」 

「広いお部屋と大きなベッドを用意しましょうねぇ」  

「それはありがたい 楽しみだね~ジン(´ 3`)」