登場人物
レイ
ジン
ショップを回って 適当に時間を潰したテルと魔王は おみやげを持って
ミナとスーの所に来た
「ミナ どうだ?もう大丈夫か?」
「あ ネェチャン 何とか間に合ったよ」
「ゴメンな 急な事言って」
「本当 ビックリだよ(^_^;)」
「ゴメンなさいねぇ 急がせてしまって」
「あっ ノエママ いらっしゃい こちらこそ 持たせてしまってすみませんでした」
「いえいえ これおみやげねぇ 皆が好きだって言うお菓子買って来たのよぉ」
「ありがとうございます 後で皆で食べましょう 座って下さい」
二人が席に着くと ミナとスーが料理を運んで来た
「これがグラタンです 次はハンバーグ持って来ます 食べてて下さいね」
「ありがとう 美味しそうだわぁ」
「ミナの料理はどれも美味いぞー」
「じゃあ こうだったかしら」 魔王は手を合わせて 「いただきます」
一口食べると ウットリとした表情で
「本当に美味しいわねぇ さすが チェルしーが天才って言うだけの事はあるわぁ」
「そうだろー お店開いてもいいんじゃないかと思ってるんだ」
「いいわねぇ あたしは食べに行けないから残念だわぁ」
「またここに来ればいいじゃないかw」
「そうねw」
「お待たせしました~ ハンバーグで~す」
「スープとサラダもありますよ」
他にも何種類か料理を運んで来て 皆で食べた
「はぁ 美味しかったわぁ これでノエとも話が出来るわぁ ありがとう」
「気に入ってもらえて嬉しいです」
一通り食べ終わったところで テルがきり出した
「ミナ スー 実はな 私とジンとレイは マオしーと一緒に魔界へ行く事になったんだ」
「え!?魔界へ?魔界へ行って どうするの?」
「ジンのあの力は知ってるよな?」
「うん ネェチャンが何回も助けられたった言う 凄い力だよね」
「そう でもあの力は上手く制御しないと 負担が大き過ぎて 体が危ないそうなんだ」
「あたしも見たけど あの使い方はダメよぉ」
「こっちじゃどうにもならないけど 魔界に行けば制御を習えるらしいんだ」
「ネェチャンは分かるけど レイさんも一緒って?」
「一応私はジンの師匠だからねw
レイは色々調査をしたいんだってさ」
「魔界か~私も行ってみたいな~ ノエちーにも会いたいしね~」
「へぇー スーちんも行きたいんだ(^o^)」
「うん 興味あるよ~」
「そうか 二人共行きたいのか なら話しは早い」
テルは ミナとスーにも魔界へ行って やって欲しい事がある旨を伝えた
「え?私は行きたいって言ってないんだけど 行くんだね(^_^;)」
「ミナちゃんにはねぇ 魔界で料理を教えて欲しいのよぉ」
「私が料理を ですか?もっとちゃんとしたプロの方がいいんじゃないですか?」
「あなたは食材が揃ってなくても 同じような味にする事が出来るんでしょぉ?
あたしが求めているのは そう言う応用力よぉ」
「あぁ…小麦粉とかないんですよね(^_^;)」
「美味しく食べる為の知識とか 手順とかを伝授して欲しいのよぉ」
「そうですか では私に出来るかどうか分かりませんが 精一杯やってみます」
「ありがとう お願いするわねぇ」
「出発は明日の朝だ 準備しておいてくれ」
「ちょっと待ってぇ 一度に5人は無理よぉ 一緒に行けるのは3人までよぉ」
「そうなのか じゃあどうしよう」
「ノエを迎えに寄越しましょう こっちで少し遊んでから来てもいいわょ」
「本当ですか?じゃあ遊んでから行きます」
「やったね~ノエちーと遊べるね~」
「あの子も頑張ってるから 少しは褒美をやらないとねぇ」 その後も話しは弾み
おみやげのお菓子も食べ終わると テルが 「そうだ ミナ スー 私はね
マオしーから 体を治してもらったんだよ」
「え?治らないって言ってた病気を?じゃあもう辛くないの?」
「うん 生まれ変わったみたいだよ」
「良かった 治ったんだね 本当に良かったね
ノエちーの時も凄いって思ったけど 魔族の人って何でも治しちゃうんだね!」
「あれは本当に凄かったね~ 折れた骨がその場で治るなんてね~」
「ノエママ いえ、魔王様 ネェチャンを治してくれて 本当にありがとうございました」
「ありがとうございました~」
「あらあら そんなに改まらなくていいのよぉ あたし達からしたら
そこまで大した事じゃないんだからぁ」
そう言いながらも 魔王は嬉しそうだった
「いえ この世界ではあり得ない程 凄くて嬉しい事です
もし私がその力を使えたら 色んな人を助けたいです」
「ミナ 良く言った 今まで沢山の人に助けられて来たもんな
今度はそれを返す事が出来るかもしれないよ」
「本当に?」
「あぁ ねぇマオしー?」
「そうね 時間はかかるかもしれないけど
魔術を使えるようになるのは 不可能じゃないわよぉ」
「まぁそれにはレイに頑張って バッテリーを作ってもらわないと駄目だけどな」
「バッテリーって?」
「魔力を溜めるアイテムだよ」
「なるほど それでレイさんも行くんだね」
「皆で行くって なんだかワクワクしちゃうね~」
「そうだね!でもねスーちん 旅行に行くんじゃないよ」
「テヘー そうか~」 アッハハハハ("⌒∇⌒") 皆で笑った
「さてマオしー 食べ終わったし 私達はそろそろ行こうか」
「そうね そろそろ行きましょぉ じゃあお二人さん
魔界で待ってるわねぇ ご馳走さまでした」
「ハイ お粗末様でした」
外に出たテルとマオしー
「さてマオしー レイとの打ち合わせまであと2時間 何して過ごす?」
「じゃあもう一回飛び回って来ましょうか(^_^)」
「おぉ~ いいね!」
「一旦 人気のない所まで飛ぶわよぉ」 魔王はテルの腕を掴んで引寄せた
シュン! 山の上の平らな所に着いて
「また龍でいいかしらぁ?」
「もちろん お願いします(^∇^)」
子供みたいにはしゃいで 前回よりも遠く 広い範囲を飛び回った二人
もうそれが日常だったような気がしていた
レイのラボでジンとも合流し 魔界へ持ち込める機材の種類やら
数やらの確認と 向こうへ行ってからの注意点等を聞いて
打ち合わせは終わり ホテルで会食をした
ジンは初めてだったので 出てくる料理を食べる度に
「うわっうんま!」 「テルさん これ凄くうまい!」 を繰り返した
「良かったなージン 久しぶりのちゃんとした食事だろう」
「ちゃんとしたと言うか こんなご馳走は初めてです」
「ジン君 これが最後の晩餐になるかもしれない
しっかり味わって食べておいた方がいいよ」
「うぐっ 怖い事言わないで下さいよレイさん」
「ほらその顔 本当に怖そうな顔するから 見てて面白いんだよ(´∀`)」
「確かに イジリ甲斐あるよなww」
「テルさんまで…助けて下さいよマオしーさん」
「あら ほっとかれるより イジってもらった方がいいんじゃないのぉ?」
何だかんだで ジンは人気者だった
さて いよいよ魔界へ出発する日の朝 レイのラボに集合した面々
ミナとスーも見送りに来ていた
「ミナ スー じゃあ 行って来るよ」
「うん 気を付けてね 私達も直ぐに行くけど(^_^)」
「着いたらノエに 迎えに来るように伝えるわねぇ」
「ハイ お願いします 皆さんもお気をつけて(^_^)」
「行ってらっしゃ~い(^o^)/」
「じゃあ皆さん あたしにしっかり掴まっていてねぇ
離すと何処かに飛ばされるから気を付けてぇ」
テルは魔王の腰に レイは左腕に抱き付いた
「ちょっと待って下さい 僕は何処に掴まればいいんですか! (゜Д゜≡゜Д゜)?」
「坊やはチェルしーに抱き付いててねぇ(^ー゜)」
「マオしー GJ! (^▽゜)♪」
「フフッ じゃあ行くわよぉ」 ブ〰️〰️ン 4人の周りを球体の空間が覆った
ギュ〰️ン 空間は歪んだように見えた瞬間 シュンッと消えて 誰もいなくなった
「行っちゃったね~」
「無事に行けたのかな?大丈夫だよね」
「心配ないよ~ ノエママだもん」
「そうだよね!」
さて いよいよ次回からは魔界編へ突入します 乞うご期待!なんてねw



