前の更新から2ヶ月経ってしまいました。
書きたい事はたくさんあったのですが、なかなか時間が取れず、短くこまめに更新しようと思いなからもできていませんでした。
少しずつ書いていきます(できる範囲で)

1ヶ月前、ピカチュウ君が突然来ました。あれから2年です。
ポストに行こうと事務所を出ると、ピカチュウを抱いて私の会社を探しているところとバッタリ会いました。
訪ねて来た理由は、「自分は作業所のようなところに行くべきか」を聞きにきたのでした。
私が紹介した神社の近くの小さな一戸建てに住んでいましたが、地域猫がたくさんいて、猫嫌いなので耐えられず、自分でネットで物件を探し、他の不動産屋さんを通じて引越していました。
ところがその場所が電波が入らないような場所で、買物行くにも自転車でかなり走りやっとコンビニがある程度のところらしいです。
入居審査も厳しくなく、すんなり入れたそうです。
そんな物件だからです。
それで「そんな所は引越したいと言っている」とお母さんからは聞いていました。
少し前に来られたので。
しかしそのままになっていました。
ピカチュウはうちまで一人で来られたので、2年前よりは進歩していますが、状態は変わっていませんでした。
私はお母さんにも本人にも治療を受ける事がまず一番だと伝え続けてきましたが、受けていません。
ピカチュウを抱っこしないとどこにも行かれないのは変わりません。表情も服装も2年前と同じでした。
作業所に行くにはいろんな順番があること。
まず区役所の福祉で相談してから支援事業所を紹介され、そこを介して作業所に行けることなどを伝えました。
それともう一つ私に聞きたかった事があったようでした。
母の日にお母さんにコンパクトをプレゼントしたい。江戸切子の25000円ほどの物を見つけたがどう思うかと、、
高級だが長年仕事をしてきた母を讃える意味でもこのくらいの物をプレゼントしたいと、、
私は「お母さん喜ばれると思う」と言いました。
帰りにデパートに寄ってみたらどうかとも言いました。
帰りにデパートに行ったのかどうかはわかりませんが、帰っていきました。
そして、その2週間後くらいにお母さんからの電話があったので、ピカ君が来た事を伝えると知っていました。
お母さんは私にもう一度だけ物件を世話してほしいと、、
「今の所は電波が届かないし、あまりに不便ですから」と。
お母さんと家族が暮らす隣町くらいなら自分も近いし、便利な所がいいと、、
やはりお母さんは一緒に暮らす事は考えておらず、グループホームの事も考えておらず(色んな体裁があるので)一人暮らしをさせたいようです。
しかも「うちの子が浮かずに暮らせる街」が希望。
相変わらず長男夫婦は「生涯があり、保護を受けているような弟がいると子どもの差し障りがあるからかかわりたくない」と言っているとのこと。
そして母親はそんな長男家族と夫を大切に同居し、ピカチュウの部屋探しで動いているわけです。
しかし、前の記事にもコメント頂きましたが、人それぞれできる事の量が違うので、このお母さんはお母さんなりに精一杯なのだと思います。

そこで私はもう一度部屋探しをする事になりました。
続く