8月の、この時期、
テレビを見始めて半世紀以上になりますが、
毎年、広島、長崎について、同じ内容では無く、
新たな事実を見せてくれます。
というよりは、事実をたくさん隠してきているのだなあと。
今回は、ドキュメント番組での、残留放射能について。
報道の問題では無く、もっと根幹、国家の思惑や隠蔽。
今日現在も、被爆認定されていない被爆者がいらっしゃる。
日本の馬鹿げた侵略戦争遂行のツケを払わされている一般市民。
原爆投下での残留放射能は無いのだと、
米国の陸軍中将、原爆投下での責任者がヌケヌケと言っている。
広島、長崎の原爆投下直後から、残留放射能についての調査を続け、人体への影響についても調べてきた米国が、
その当時、今ほどは人体への影響について解らなかった部分が多かったとは言え、脱毛や甲状腺異常は、目に見えて解っていたのではと思われます。
投下直後に降った「黒い雨」。
その黒い雨に濡れるだけで無く、その溜まった水を、
飲料水や生活用水として使用されていた広島、長崎に住まれる市民が多数いらっしゃったといいます。
解っていながらの隠蔽、これって、原爆を二度投下したのに等しいのではと、憤ってしまいます。
侵略戦争への報復、
戦争であるから仕方ない、
パールハーバー、・・・・
やっぱり、今更ながら、戦争はしたらあかんなあと、、、
私如きが、そう思います。
でも、私ごときなのですが、
その個の集まりが、国民であり、戦争をするのも、しないのも、
実は、私ごときから始まってしまうのかも知れません。
恐ろしい黒い雨について思ったことでした。