プロフェッショナル | 三宮の不動産屋女社長奮闘記

「プロフェッショナルにならなくては」

いつも、そう考えながら仕事に向かっています。

ひとつひとつ、経験するたびに、

プロへの筋肉を付けて行っているつもりです。

 

最近、仕事では無くてプライベートなのですが、

プロフェッショナルを感じる時がありました。

 

次男が従業員の社宅として借りているマンションがあるのですが、

入居中の職人が転居するのに伴って、

別の職人が入居することになり、

部屋のクリーニングをお願いした時の話です。

 

お世話になる業者を選択することには、とても気を遣うのですが、

この業者さんは、ある家主さんの息子さんで、

このようなお仕事をされていると家主さんから紹介して頂きました。

 

「定額で結構です」と、部屋の様子も確認なしで引き受けてくださいました。

クリーニングに入ってもらう前に、

次男が確認に行ったのですが、次男からの連絡で、

「おかん、部屋が、えらい汚いわ。こんな汚いのみたことないくらい」

「気分悪くなるくらいや」

 

クリーニングの依頼先に、その旨を連絡し、

「すごく汚くしてるらしくて、申し訳ありません」と。

 

通常、クリーニングを依頼すると、広さにもよりますが、

お願いした部屋ですと、3時間もあれば作業が完了するはずです。

ところが、朝10時に鍵を取りに来られて、

終わったのは夜7時、一日がかりの作業時間になってしまっていました。

 

しかし丁寧にどこもかも、ピカピカにしてくださっていました。

今までのクリーニングの依頼で一番綺麗です。

 

依頼先の会社に電話を入れて、

「一日がかりの作業時間になり、申し訳なく思っています」

「でもとても丁寧にして頂いて」と。

 

依頼先の社長様は、

「うちでは普通ですから!」と

なんというか、「気持ちよく」という表現がピッタリのお電話の内容でした。

 

「ぜひ、これからもお願いしなくては!」

そんな気持ちになりながら、

売主、買主、貸主、借主、すべての方に、

私もそんな風に思って頂いているか・・・

 

そんな思いを巡らせてみました。

 

「真心」、「誠心誠意」

どんな仕事にもこの気持ちを忘れないことが、

「信頼」を築けるものだと思います。

 

真心での対応を心がけていけば、

プロフェッショナルへの道が開けるのではと考えました。