先日、行われた体操全日本選手権。
テレビで見ていたのですが、
ボク等の時代のそれと比べると、
競技の技、一つ一つがまるで異次元!曲芸の世界。
昔はあそこまでアクロバティックな女子の体操競技なんて、
なかったのでは?
女性はしとやかさを重んじる風潮が根強く残っていたし。
男子でも、跳び箱とか鉄棒はあったが、
鉄棒では、大きく全身を振って、
鉄棒の上を越える回転技が最高難易度。
”大和魂” なんてのがあり、
これは鉄棒の上に、背中をのせて寝る姿勢で両手を離し、
後ろ向きに回転して着地。
勿論着地姿勢なんか問題ではなく、出来たら鼻高だった。
つり輪もありましたな。
学生の頃、体操では級制があり、ボクは1級だった。
”大和魂”も出来たし、遠投も。
これは当時、手りゅう弾を敵地へ投げるための教育だったみたいで。
今は女性の体操も凄い!
段違い平行棒なんか、お猿顔負け。
平均台だって、
あんな狭い幅の台の上を歩くだけでもふらつきそうな所で転回。
以前鉄棒で、
”ムーンサルト”なる技が披露されたとき、ウルトラCの演技として注目されていたのに、
今や難度がFまである。
A→B→C→D→E→F(驚)。
しかもその難しい技を床運動の競技でもやってしまう。
もう見ているだけで、ハラハラドキドキ。
よく怪我をしないもんだと、もう爺は腰抜け寸前ですわ。
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