1033年、
ボクが三歳の頃、日本は国連を脱退しましたね。
それまでは常任理事国でもあったのに、
あえて国際的な孤立の道を選んだ。
”満州事変”
この事件がきっかけになるのですが。
日本と中国との武力紛争。
満州というのは、中国領の一部と今のモンゴルも入る。
日本がこしらえた ”傀儡国”。
政府も満州行きを積極的に奨励。
近所の青年や家族も、
満州開拓義勇軍に応募して出ていきましたな。
万鉄(満州鉄道)とかのインフラにも投資。
満州へ行った知人から、
あなた達も来ないか、なんて手紙をもらいましたよ。
しかし後に、
戦争で築き上げた財産も学校や施設もとられ、
死線を越えて日本へと帰国した、満州からの親戚の苦労話も聴かされました。
さて現在の国連常任理事国は、
米、英、中、ロ、フ、戦争で勝てば官軍。
みなあの戦争での戦勝国(フランスがなぜと思うが)。
そしてこの五か国が議決を拒否する力を持つ。
加盟している国の99%の賛成議題でも、
この中の一国が反対すれば、
何日も掛けた重要な議題でも成り立たない絶対的な効力を持つ拒否権。
ロシアのウクライナ侵攻も、
イスラエルの蛮行にしか思えない理不尽な攻撃も、
国連は何の機能も果たさない、役立たない。
拒否権を持つ国が有る限り。
日本が国連に支払う分担金は、アメリカ、中国についで3位!
ロシア、イギリス、フランス等より多額。
国連が平和的に加盟国の賛成、多数決で決まった事が有効なら、
日本の北方領土も、竹島も戻るはず。
日本も自由主義諸国と脱退して、
拒否権のない第2の国連を作れないものか?と夢みている。
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