「認知行動療法」って聞いたことがありますか?

 

うつ病の治療などに使われる、心理療法で健康保険が適用される唯一の治療方法です。

 

認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)の一種です。

認知とは、ものの受け取り方や考え方という意味です。

ストレスを感じると私たちは悲観的に考えがちになって、問題を解決できないこころの状態に追い込まれていきますが、認知療法では、そんなときの考え方のバランスを取ってストレスに上手に対応できるこころの状態をつくっていきます。

 

認知行動療法で用いられるのが「コラム法」です。

悩んでいるとき人は、

「自分はダメだ」

「誰にもわかってもらえない」

「どうせ何をやってもムダだ」

と決めつけて自分を追いつめています。

 

そんなときには、思い込みに縛られないで現実に目を向け、自分にとって大切なものを見落としていないか考えてみるために「コラム法」使います。

 

考えを振り返る記録表のことです。

なかでも「7つのコラム」はよく使われています。

(1)状況:気持ちが動揺したときの一場面

(2)気分:そのときの気持ち

(3)自動思考

(4)根拠:自動思考を裏付ける具体的な事実

(5)反証:自動思考と反対の事実

(6)適応的思考:バランスのよい考え

(7)いまの気分

「コラム法」は自分でやり方がわかるようになるとセルフカウンセリングすることが

可能になります。

 

「コラム法」を自分でできるようにするためのワークショップを企画しました。

 

「自己肯定力UP+アンガーマネージメントトレーニング講座」とともにお役立てください。

 

カウンセリング行くほどじゃないけど、自分で自分のメンタルケアしたいという人におすすめです。