先日、近しい友人からこんなことを言われました。

 

友「最近、君から学ぶことがたくさんあるんだ」

私「ん?なんのこと?」

友「思考が僕とはまったく逆だなって思って、見習いたいと思うよ」

 

話を聞くと、友人は何か考えることがあると必ず失敗したときのことを考える。

そしてそれが成功すると安心する。

でも私は失敗を恐れずにすべてが成功するかのように考えていると…

 

それは違うなと思って私は言いました。

「たぶん私は自分を信じているので、失敗しても自分が決めたことだからいいんだよという受け止め方をしているんだと思う」

すべてが成功するかのようには考えていないと思う。

 

こういうのは「思考の癖」といいます。

失敗を恐れてしまうのも、失敗してもどうにかなるよ!ととらえられるのも、どちらもその人が持っている「癖」です。

 

もちろん私のようにポジティブにとらえられたほうが生きるためには楽だと思うけど、慎重に考えるのも悪くはない。

友人が見習いたいと言ってたけど、長年の癖だから同じようにするのは難しいかも。

 

でもこの自分の思考の癖を知ることによって、別の考え方ができるようにはなります。

そんな時にしてほしいのは「〇〇さんだったらどう考えるんだろう?」という発想の転換です。

 

自分が見習いたいと思う思考の人を思い描いて、その人だったらと考えると別の選択肢があることに気が付くことができるので効果的ですね。