今月は現代ビジネスプレミアムに2本の原稿が掲載されています。
先月掲載されている記事と一緒に読んでみてください。
国際ロマンス詐欺の被害者はシングルマザーでした。
子どものための貯金を偽の結婚により失って、最後は自己破産にまで追い込まれてしまいました。
警察に相談しても「そんな詐欺に騙されるあなたが悪い」と突き放されて、ひとりで恐怖と戦うしかなかったと言います。
私は沢山の被害者のカウンセリングをしていますが、国内の口座が使われたり、国内からプレゼントが送られてきたりと、明らかに国内に共犯者がいるとみられる場合でも、被害届を受け付けないで諦めの強要をされてしまうのは本当に理不尽です。
詐欺の立証が難しいのは重々存じ上げています。
でも何もできないとあきらめてしまうのは違うと思うのです。
この声を日本の警察庁に届けたいと思います。