まだ子供たちが小さかったころです。
「仕事・育児・家事」の3本柱をうまく建てられず、私は疲弊していました。
「このままではだめだ!!」とカウンセラーを探しましたが見つかりません。
そんな時、偶然立ち寄った本屋で「カウンセリング雑誌」を見つけました。「この手順どおりにやれば、自分でカウンセリングできる」の文言に惹かれ、「まさかね~」とページをめくりました。
立ち読み状態で手順に沿って、セルフカウンセリングをしました。
4~5行進んだ時、突然、感情があふれてきました。「これはやばい・・・」と雑誌を閉じ、涙目でレジに向かいました。息子4歳、娘2歳の時でした。
それから、雑誌を定期購読。ついにはセミナーを受けるようになりました。
このセミナーがまた面白い!! 参加者は全員素人(そりゃそうだ!)
素人同士のやり取りなのに、それぞれの課題がどんどん解決していきます。手順通りにやっているだけなのに、とっても不思議な体験でした。
学んでいくうちに「子育てにも使えそう!」と、気づきました。
「観察と傾聴」の技術を、日常生活の中に取り入れました。子どもとの会話に使ってみると、効果絶大。なんということでしょう・・・・・ 子どもの気持ちが分かり、私の気持ちも伝えられるではありませんか。「登園時、降園時のぐずり」がなくなりました。園に着くとニコニコと先生のもとに行き「バイバイ」と手を振る姿に、ちょっとした先生への「嫉妬」の気持ちは湧きましたが・・・。
わたしのストレスは少なくなり、笑顔で送迎できるようになりました。また、職場に向かう気持ちも大きく変わり、スイッチの切り替えがしやすくなりました。