夜の店員の個人的な意見ですが、
1月に開催される3歳重賞はメンバーレベルが低い。
なぜなら12月に阪神JF・朝日杯FS・ホープフルSが行われているから。
強い馬や自信のある馬はそちらに出走するからです。
よって、シンザン記念・フェアリーS・京成杯には
まだ強いのか弱いのか半信半疑な馬が集まり、
クラシックに向けての力試しと賞金加算を目論みます。
これらのレースの勝ち馬からクラシック勝ち馬が
ほとんど出ていないのはそういう理由です。
特に京成杯は皐月賞と同じコースなのにまったく勝ち馬が出ていない。
ただし、シンザン記念を勝った牝馬には
アーモンドアイやジェンティルドンナがいるので要注意。
言うまでもなく2頭は三冠馬です。
そして今年のシンザン記念ではライトクオンタムが勝利。
3歳牝馬路線にはリバティアイランドという抜けた馬がいますが、
クラシックへの期待が膨らみます。
2月にはきさらぎ賞・クイーンC・共同通信杯が開催されますが、
クイーンCと共同通信杯は基本的にメンバーレベルが高い。
昨年だとクイーンC組には2冠馬スターズオンアースが、
共同通信杯組には皐月賞馬ジオグリフが出走していました。
メンバーレベルが高くなる理由は2つ。
まず、ここで賞金加算できるとトライアル組と比べて
桜花賞・皐月賞へゆったりしたローテーションを組めること。
共同通信杯→皐月賞なんかは近年の黄金ローテになっています。
もうひとつはオークス・ダービーへ向けて東京コース適性を見れること。
逆にきさらぎ賞はメンバーレベルが低くなります。
近年クラシックで活躍出来たのはサトノダイヤモンドくらい。