先日の大阪杯を制したのは4歳馬のベラジオオペラ。
しかし、その世代の皐月賞馬ソールオリエンスは7着、
ダービー馬タスティエーラは11着、
牝馬のハーパーとミッキーゴージャスはそれぞれ13着と14着だった。
ちなみに菊花賞馬のドゥレッツァも金鯱賞で
プログノーシスから5馬身差の2着に敗れている。
ここまで古馬重賞を勝っているのはベラジオオペラのみ。
夜の店員はベラジオオペラ以外の4歳馬は
成長力に欠けていて弱い世代という結論に達している。
この根拠として現4歳世代のクラシック上位5頭のその後を記してみる。
皐月賞
ソールオリエンス → 大阪杯7着、中山記念4着
タスティエーラ → 大阪杯11着
ファントムシーフ → 行方不明
メタルスピード → 2勝クラス6着
ショウナンバシット → 阪神大賞典10着
日本ダービー
タスティエーラ → 大阪杯11着
ソールオリエンス → 大阪杯7着、中山記念4着
ハーツコンチェルト → 日経新春杯4着
ベラジオオペラ → 大阪杯1着、京都記念2着
ノッキングポイント → 金鯱賞12着
菊花賞
ドゥレッツァ → 金鯱賞2着
タスティエーラ → 大阪杯11着
ソールオリエンス → 大阪杯7着、中山記念4着
リビアングラス → 日経新春杯8着
サヴォーナ → 阪神大賞典6着
という散々な状況。
そしてこれらのことは4歳牝馬にも言えてしまう。
1頭だけ力が抜けていると誰もが思っていたリバティアイランドが
ドバイシーマクラシックで3着という結果。
イクイノックス級ではないことが容易く証明されてしまった…。
また、高松宮記念では4歳馬5頭が掲示板にも載れず惨敗。
おそらくマイル路線でも古馬の壁に阻まれるはず。
ステイヤー路線でドゥレッツァが一矢報いることが出来るかどうか。
しかし、菊花賞上位馬が上記のような状況であり
ドゥレッツァが古馬に返り討ちにされてもまったく驚かない。
今後の古馬重賞でも4歳世代は低レベルだったということを
しっかり頭に入れておいたほうがいいだろう。