前回の更新から少し間が空いてしまいました。 というのも、副作用が強く出てしまい、ぐったりとする日が続いていたためです。
特に吐き気が治まらず、「治まってきたかな」と思えばまた強くなる…の繰り返しでした。しっかりと起きていることすら難しく、文章を書く気力も湧かない状態が続いていました。
昨日あたりからようやく吐き気が治まり、今日も調子が戻ってきたので、この間の状態や治療の進捗について書き留めておきたいと思います。
治療の現在地
現在受けている、中咽頭がんに対する化学放射線療法は、全体のおよそ3分の2のところまで来ました。
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抗がん剤投与: 全3回のうち、2回が完了
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放射線治療: 全35回のうち、本日で23回目が完了
7月29日に2回目の抗がん剤を投与し、翌日から吐き気が始まりました。
1回目の時のように「3~4日で治まるだろう」と思っていましたが、今回はなかなか抜けず、最終的に8月8日あたりまで約10日間も続きました。いつ終わるのだろうと、ひたすら耐える日々でした。
吐き気の強さは、自分の中の感覚でいうと「二日酔いで嘔吐するちょっと手前」くらい。10段階で「6」程度のしんどさです。決して激しい嘔吐があるわけではないのですが、通常の生活は全くできません。スマホを見たり本を読んだりする気力もなく、ひどい時には寝返りを打つのも辛い状態でした。
吐き気止めとして最初は「メトクロプラミド」を飲んでいましたが、あまり効果を感じられず、次に「ジプレキサ」を追加処方していただきました。
このジプレキサを飲んだ翌日、吐き気は10段階の「1」くらいまで劇的に治まりました。ところが、おそらくこの薬の副作用だと思いますが、今度は強烈な倦怠感と眠気に襲われました。歩くことすら苦痛になり、基本的にベッドで横になり、眠っては目覚めるのを繰り返すような状態でした。
ジプレキサは本来は統合失調症などに使われる向精神薬だそうで、かなり強いお薬のようです。間違いがないよう、毎回看護師さんが手渡しで確認してくれており、1日1錠、数日分(4~5日)までの使用制限がありました。
ただ、この眠気と倦怠感は日を追うごとに軽くなり、服用4日目にはあまり気にならなくなりました。吐き気にはしっかり効いてくれましたが、完全にゼロになるというわけではありませんでした。
1日3回の食事が恐怖
吐き気がある期間、何よりも辛かったのが「食事」です。
抗がん剤投与から約1週間は、「抗がん剤の吐き気 + 放射線による味覚障害 + 吐き気止めの眠気・倦怠感」という三重苦の中での食事でした。 さらに味覚障害の影響で、なぜか「苦み」や「えぐみ」だけが強く強調されてしまいます。
元々私は20~30分かけてゆっくり食事を楽しむタイプなのですが、この時期は40~50分かけ、休憩を挟みながら、なんとか胃に押し込むような作業になっていました。無理やり飲み込むための水やお茶でさえ変な味がしますし、食べ終わると極度の疲労でぐったりしてしまいます。毎日の食事が本当に恐怖で、食事以外の時間はただ休むことしかできませんでした。
現在の状況と、新たに出てきた症状
そんな過酷な状況もようやく落ち着きを見せ、昨日あたりから吐き気はほぼ治まりました。 同時に、味覚障害特有の「苦み・えぐみ」も薄れ、少しだけ食べやすくなりました。(単に味覚障害が進行して味がしなくなっただけかもしれませんが、それでもかなりストレスは減りました)。
今日はほとんど苦痛なく食事ができ、それだけでも体が随分と楽に感じます。
ただ、代わりに昨日あたりから咽(のど)と舌の痛みが出てきました。 これは放射線治療の副作用で、徐々に強くなっています。現在はまだ激痛というわけではなく、大体の食べ物は飲み込めますが、酸味のあるものが触れると、場合によっては舌を針で刺されたような痛みが2~3分続くことがあります。今後さらに悪化するようであれば、鎮痛剤を処方してもらう予定です。
【参考】味覚障害中の食事について(個人的な記録)
同じように治療をされている方の参考になればと思い、この期間に「食べられたもの」「ダメだったもの」を記録しておきます。
末期がんの方でも食べやすいと聞いた「ガリガリ君」も試してみましたが、私の場合、一口で「おえっ」となってしまい終了でした。
❌ ダメだったもの(受け付けなかったもの)
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ガリガリ君
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梅茶漬け、鮭茶漬け
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らっきょう、梅エキス
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フルーツ味のヨーグルト(ものによる)
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コーヒーゼリー
⭕ 大丈夫だったもの(食べられたもの)
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のり茶漬け
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杏仁豆腐、水ようかん、プレーンヨーグルト
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無塩ナッツ類(アーモンド、クルミ、カシューナッツ)
※あくまで「現在の私」の場合です。個人差や、治療の副作用の度合いによっても全く異なると思いますので、その点はご注意ください。
来週には、いよいよ3回目の抗がん剤治療が待ち受けています。 正直、あの副作用を思うと恐怖しかありませんが、「あと1回耐えれば…!」と希望を持って、前向きに治療に向き合いたいと思います。