こんばんは。
前回の(4)①の問いで、前3時間降水量の最大値、すなわち大雨の時間帯は13時〜15時であることがわかりました。
今度はこの時間帯とその前後における風向・風速にどのような変化が認めれれるかを見てみます。
まず風向についてですが、大雨となる以前の9時から大雨となる13時にかけて、風向は南南西が続いていますが、14時以降になりますと14時には南西、15時には西南西、大雨の時間帯を過ぎた16時および17時では西風と、時間の経過につれて時計回りに変化していることがわかります。
次に、風速ですが、大雨となる以前の9時では3m/sで、10時に6m/s、12時に8m/sと次第に強まっていることがわかります。また、大雨となる13時では6m/s、15時には4m/s、大雨が過ぎた16時および17時では1m/sと次第に弱まっていることがわかります。
したがって、以上の特徴についてまとめますと、
大雨の前は南南西の風が強まり、以降は風向が時計回りに変化し、弱い西風となった。(39字)
(気象業務支援センター解答例)
大雨の前は南南西の風が強まったが、その後風向が時計回りに変化し西になり弱まった。(35字)
ということになります。
では。