こんばんは。三日月

 



早速ですが、考えてみたいと思います。

 



第61回試験・実技試験2・問3

 

前回の(4)①の問いで、前3時間降水量の最大値、すなわち大雨の時間帯は13時〜15時であることがわかりました。

今度はこの時間帯とその前後における風向・風速にどのような変化が認めれれるかを見てみます。

まず風向についてですが、大雨となる以前の9時から大雨となる13時にかけて、風向は南南西が続いていますが、14時以降になりますと14時には南西、15時には西南西、大雨の時間帯を過ぎた16時および17時では西風と、時間の経過につれて時計回りに変化していることがわかります。

次に、風速ですが、大雨となる以前の9時では3m/sで、10時に6m/s、12時に8m/sと次第に強まっていることがわかります。また、大雨となる13時では6m/s、15時には4m/s、大雨が過ぎた16時および17時では1m/sと次第に弱まっていることがわかります。

したがって、以上の特徴についてまとめますと、

 

大雨の前は南南西の風が強まり、以降は風向が時計回りに変化し、弱い西風となった。(39字)

 

(気象業務支援センター解答例)

大雨の前は南南西の風が強まったが、その後風向が時計回りに変化し西になり弱まった。(35字)

 

ということになります。

 

では。バイバイ

 

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