実技試験《第61回試験・実技2・問1(4)①》(考察編)こんばんは。 早速ですが、考えてみたいと思います。 第61回試験・実技試験2・問1(4) 図4の×印を写しとって図5(右下)に重ねた図を見ながら求めてみます。 5日21時の九州付近にある赤で示した×印と6日9時の青で示した×印を結ぶ図上の距離は12mm、一方、距離の計測の目安となる緯度10°の図上の距離は40mmとしますと、緯度10°は600海里ですので、 40:12=600:X となり、X=180(海里)と求められます。 この180海里という距離を12時間かけて移動しますので、5ノット刻みで、 180÷12=15(ノット) と求められます。なお、気象業務支援センター解答例では、計測の誤差を考慮し20ノットも正解としています。 では。