こんばんは。キラキラ

 



早速ですが、考えてみたいと思います。

 



第60回試験・実技試験2・問2(3)



前回の、図5(下)の全球モデルと図9のメソモデルに台風中心から半径200kmの円を加筆したものを用いて、今回も考えてみます。


まず、中心気圧ですが、全球モデルでは、予想図におきましては、台風中心に最も近い等圧線の値を中心気圧としますので996hPaとなりますが、メソモデルでは、等圧線の間隔が2hPaごとであることに注意しながら読み取りますと、最も内側で小さく閉じた等圧線で990hPaであることから、全球モデルよりも低いことがわかります。

次に996hPa以下の領域の広さについて両者を比較しますと、どちらのモデルも1000hPaの等圧線は概ね半径200km程度の大きさであることは共通しています。

次に、全球モデルで、その内側、996hPaの閉じた等圧線に着目しますと、同心円状の等圧線の半径は概ね50km程度であることがわかります。

一方のメソモデルですが、等圧線の間隔が2hPaごとですので注意しながら、996hPaの等圧線に着目しますと、概ね半径100km程度と全球モデルよりも領域が広いことがわかります。

したがって、全球モデルとの違いを簡潔に述べますと、

中心気圧:低い
領域の広さ:広い

ということになります。

では。バイバイ

 

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