こんばんは。お月様

 



早速ですが、考えてみたいと思います。

 



第59回試験・実技試験1・問1(3)

 

初めに、図3(下)に着目しますと、東シナ海において、地上の停滞前線は850hPa面の12℃の等温線に概ね対応しており、これに直交するように南西風が吹いていることがわかります。福岡はその概ね北東の延長上に位置していることから②の問いで勾配を求めることができ、また、③の問いにおいて転移層よりも上層で湿数が小さいことから、福岡で観測される主に上・中層の雲の成因に前線面が大きく関わっていることが考えられ、東シナ海では図3より暖気移流域であることから、暖湿な空気が前線面を滑昇し、水蒸気が凝結したことにより雲が形成されたものと考えられます。したがって、

 

東シナ海から暖湿な空気が前線面を滑昇し、上空で水蒸気が凝結したため。(34字)

 

(気象業務支援センター解答例)

東シナ海から前線面を滑昇した空気中の水蒸気が凝結したため。(29字)

 

ということになります。

 

では。バイバイ

 

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