こんばんは。夜の街

 

 

早速ですが、考えてみたいと思います。

 

 

第53回試験・一般知識

 

気象業務法施行規則

第12条の2 法17条第1項の規定により許可を受けた者は、予報業務を行つた場合は、事業所ごとに次に掲げる事項を記録し、かつ、その記録を二年間保存しなければならない。
一 予報事項の内容及び発表の時刻
二 予報事項(地震動、火山現象及び津波の予報事項を除く。)に係る現象の予想を行つた気象予報士の氏名
三 気象庁の警報事項の利用者への伝達の状況(当該許可を受けた予報業務の目的及び範囲に係るものに限る。)
 
設問は、気象業務法施行規則第12条の2の内容について問われています。
 
(a)
予報事項の内容及び発表の時刻」につきましては、第12号の2第1号に記録事項として明記されています。したがって、本文の内容は正しいということになります。
 
(b)
予報事項に係る現象の予想を行つた気象予報士の氏名」につきましては、「地震動、火山現象及び津波の予報事項を除く。」という条件が入るものの、第12号の2第2号に記録事項として明記されています。したがって、本文の内容は正しいということになります。
 
(c)
第12号の2第3号では、「気象庁の警報事項の利用者への伝達の状況(当該許可を受けた予報業務の目的及び範囲に係るものに限る。)」とあり、「伝達の状況」を記録することを定められています。本文では「伝達した者の氏名」とありますが、この部分が誤りになります。したがって、本文の内容は誤りということになります。
 
(d)
第12条の2では「記録を二年間保存しなければならない。」と明記されています。したがって、3年間とする本文の内容は誤りということになります。
 
よって、正解は②ということになります。
 
では。バイバイ