こんばんは。星空

 

 

 

近鉄西ノ京駅にやってきました〜。拍手 朝7時で〜す。かお

 


駅から歩いて10分ほど、唐招提寺には鑑真忌の鑑真和上坐像特別開扉で何度も行きましたが、「うちわまき」は初めて。しかも土曜日と重なるので「何人くらい並んでるんだろうなぁ〜」なんて心配しながら唐招提寺の門前に着きますと、すでに50人ほど並んでいました。

 

 

「うちわまき」に参加できるのは先着500人、昨年は400人と聞いていたんですが、今年はもう100人増やした模様です。拝観料を志納し、整理券をゲットすれば参加でき、これで撒かれるうちわを獲得できたも同然です。とりあえず小さくガッツポーズ。腕。


開門時間は8時30分。それまでおとなしく並んで待ちます。


「参加できるのは体力などに自信のある20歳から60歳の方に限らせていただきます。」とありますが、特に年齢がチェックされるということはありません。ケガや事故のないようにとの考慮で、一応の目安と思われます。

 

「うちわまき」は鎌倉時代の唐招提寺中興の祖、覚盛(かくじょう)上人が修行中に蚊に刺され、それをたたこうとした弟子に、「自分の血を与えるのも菩薩行である。」と戒めたという故事から、上人が亡くなられた後に、その徳を称え、法華寺の尼僧が「せめて団扇で蚊を払って差し上げよう。」と、うちわをお供えしたことが始まりと言われています。行われるのは毎年覚盛上人の命日にあたる5月19日です。

 


少し早い8時20分に開門でした。受付で600円を志納して入山なんですが、ここで整理券が受け取れるわけではなく、境内でまた並んで、9時まで待つことになります。その間参加についての説明があり、8時55分ごろ、少し早めに参加券の配布が始まりました。

 

うちわまきが行われる鼓楼を挟んで南北に分かれて参加券が青色と黄色で色分けされています。過去に参加したことがあると思しき方が「黄色の方がいい」みたいなことを言っていたのが聞こえたので、南側の黄色を選びましたが、別にどちらでも同じだと思います。

 

 

 

鼓楼には、各界の有名な方々の奉納されたうちわが飾られていました。

 


参加券を受け取り金堂と講堂にお参り、そのあとは大学の図書館に行く用事があったので一旦外出して13時ごろ戻りました。参加券を持っていますと、14時30分の集合時間まで境内の出入りは自由です。

 

 


境内に入りますと、ちょうど中興忌梵網会の法要は始まっていました。

 

 

講堂前の特設の舞台で雅楽の音にあわせ舞楽が集合時間の直前まで執り行われた後、いよいよスタンバイです。整理券番号により4組に分けられ、15時までお坊さんによる「うちわまき」の説明がありました。

 

 

15時、太鼓が鳴り、鳴り終わって鐘の音がなるとともに、鼓楼の上からうちわが撒かれます。そして無事ゲットできました。普通のうちわの形とは異なり、柄が長く、ハートの形をしています。

 

 

最後に、鑑真さんの御廟にお参りして、後にしました。

 

 

なお、参加券がもらえなくても、抽選券をもらい、うちわまき直前に発表される色と同じ色の抽選券で当たりますといただくことができます。また、当日だけでなく普段の拝観でも1,000円で購入することもできます。

 

確かに参加できますと600円の拝観料だけで、うちわは無料でゲットできます。できるんですけど、一日仕事です。爆  笑

 

では。バイバイ