こんばんは。流れ星

 

早速ですが、考えてみたいと思います。

 

 

まず、12時間後から計算してみます。

 

なかなか見にくいので、こんな時に持ち込み可のルーペが役立ちます。

850hPaの気温を読み取りますと、地点Aの南側の等温線は-6℃、北側の等温線は-9℃と読み取ることができます。そこで内分しますと、地点Aの850hPaの気温は-7℃ということになります。

 

次に、地上の気温です。いま850hPaの気温が-7℃とわかりました。地点Aの標高は100m、12時間後の850hPa高度は問題文より1380mですので、標高差は1280m、気温減率は0.5℃/100mであることから、

 

1280m×0.5℃/100m=6.4℃だけ上昇することになります。したがって、

 

-7℃+6.4℃=-0.6℃ということになります。

 

今度は24時間後を計算してみます。

地点A上に-6℃の等温線がほぼ重なっていますので、850hPaの気温は-6℃であることがわかります。

 

次に、地上の気温です。いま850hPaの気温が-6℃とわかりました。地点Aの標高は100m、24時間後の850hPa高度は問題文より1260mですので、標高差は1160m、気温減率は0.5℃/100mであることから、

 

1160m×0.5℃/100m=5.8℃だけ上昇することになります。したがって、

 

-6℃+5.8℃=-0.2℃ということになります。よって、

 

12時間後  850hPa気温:-7℃   地上気温:-0.6

24時間後  850hPa気温:-6℃   地上気温:-0.2

 

となります。

では。バイバイ